
俳優の山下美月が10月25日、都内で開催された映画「愚か者の身分」公開記念舞台あいさつに、北村匠海、林裕太、綾野剛、永田琴監督と共に出席。東京・新宿の歌舞伎町での撮影を振り返った。
■映画「愚か者の身分」とは…
原作は、第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説。SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たちの個人情報を引き出して戸籍売買を行うタクヤ(北村)とマモル(林)が、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野)の手を借り、この世界から抜け出そうとする。

■山下が目撃した北村と林の楽屋での仲の良さ
北村は「僕は歌舞伎町でこの映画をオールアップして、街行く人が飲みに行ったりとか、ベロベロでお店から出てくるみたいな中で、スタッフに囲まれながら『お疲れさまです!』ってやったんですけど、そういう思い出がすごくよみがえる場所」と歌舞伎町への思いを吐露。
山下も「(山下演じる)希沙良が登場するシーンから、歌舞伎町の大きいモニターの前の所だった」と振り返り、「早朝の歌舞伎町での撮影とかもあったので、ちょっとピリッとするような空気というか。私も東京出身なんですけど、早朝の歌舞伎町ってなかなか行くことがないので、なんか『これがリアルなんだな』というのを改めて実感しました」と語った。
さらに「北村さんと林さんが裏でもすっごく仲良くて、それこそ兄弟みたいに見えるんですよ」と報告。「楽屋とかでもソファーで隣に座ったりとかしていて、ゲームしてる、みたいな。本当にこの作品、役とかを超えてつながっていらっしゃって、それはすごくすてきだなと思っていました」と北村と林の関係性を明かすと、北村は「(林が)なついちゃってね」とほほ笑んでいた。
また、印象的なシーンに関する話題では、タクヤとマモルがアジの煮付けを食べるシーンを挙げ、「北村さんがお料理がお得意というの昨日知って、『やっぱ作るの上手だな』と思いました」と話す。
すると、北村は「魚は今までさばいたことがなかったので、この映画に入って一番最初にやったことがさばく練習。非常にうれしかったです。これでさばけるようになりました」と本作を通して魚のさばき方を学んだことを明かしていた。
◆取材・文=山田健史


