アニメ『桃源暗鬼』の特別番組「TVアニメ『桃源暗鬼』スペシャル特番〜練馬編〜」が、ABEMAで10月17日(金)に独占無料放送された。
■「練馬編」の魅力をキャストが徹底解説
アニメ『桃源暗鬼』は、シリーズ累計発行部数400万部を突破した「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で人気連載中の漆原侑来による同名漫画が原作。日本人なら誰もが知っている昔話「桃太郎」を題材に、鬼の血を引く者たちと桃太郎の血を引く者たちの争いを描く新世代のダークヒーロー鬼譚。主人公・一ノ瀬四季役の浦和希のほか、声優陣には神谷浩史、西山宏太朗、石見舞菜香らが名を連ねている。
今回、特別番組「TVアニメ『桃源暗鬼』スペシャル特番〜練馬編〜」には、一ノ瀬四季役の浦和希、皇后崎迅役の西山宏太朗、そして第二クール・練馬編から登場する新キャラクター・桃巌深夜役の沢城千春が出演した。
オープニングでは、10月生まれの浦と西山を祝う誕生日サプライズが行われ、和気藹々と番組がスタート。その後話題がアフレコ現場に移ると、西山は、キャラクターが増え現場もより賑やかになったと話し「まるで男子校みたいな雰囲気」と笑いを交えつつコメント。続けて「千春くん、ムードメーカーだよね」と明かすと、沢城は「いやいや」と笑いながらも「でも現場は部活感ありますよね。緊張感がありつつも、挑戦できる空気感があって非常に楽しいです」と充実した収録の日々を振り返った。
続いて練馬編より登場する新キャラクターの紹介へ移り「たくさんの桃太郎が出てきて鬼的には嫌ですよね…」と笑いを誘った浦。また沢城演じる新たな桃太郎キャラ・桃巌深夜にフォーカスしたダイジェストが流れると、桃太郎機関随一とも言える荒々しい性格の深夜について沢城は「ずっと言っちゃいけないワード言ってるキャラで…」と苦笑しつつ「ただ、ちょっと不服なんですけど…なんか演じていてすごくやりやすかったんです。深夜さんと一体化できたというか。いや、一体化できちゃいけないんだけどね（笑）」と告白。西山から即座に「（深夜に）似てるってこと！？」とツッコミが炸裂し、スタジオに一気に笑いが広がった。
その後「深夜の顔にマッチするような言い回しや言葉遣いで演じられたかなって。すごく楽しくやらせていただきました」と語った沢城。そんな沢城演じる深夜について、西山は「音響監督もウキウキで『いいっすね〜』って褒めてたよね。周りの先輩たちが『俺、褒められたことない！』って嘆いてて（笑）」と笑いを誘いつつ周囲の絶賛ぶりを明かした。
さらに話題は、今後の見どころへ。直近のエピソードでは、皇后崎が交通事故に遭いそうな子供を鬼の血を使って助けたことがきっかけで深夜に捕らえられてしまいますが…西山はこのシーンについて「事故に遭いそうな子供を助ける皇后崎の行動には、役としても個人的にもキュンときました」と真摯に語りつつ、「そこから捕まって、助けられる流れが完全に“姫ポジ”だなって（笑）」とコメントし「皇后崎の新しい一面が見えると思います」とアピールした。
■キャラの能力を体感！？“視界操作”チャレンジで一同大暴走！
また番組後半では、桃巌深夜の能力「視界操作」にちなんだオリジナルゲーム「桃巌深夜を超えろ！視界スイッチバトル！」に挑戦。操作役は目隠しをし、指示役が声のみで操るというもので、ラジコン操作やクレーンゲームに挑んだ。
視界を奪われた人を声のみで操らなければならないという高難易度のミッションは大混乱を極めスタジオは終始笑いの渦に。なかでも、クレーンゲームではまさかの展開が…。
中のカプセルをゲットできれば指示役がポイントをゲットできるというルールでゲームがスタートすると、指示役の沢城が突然クレーンゲームの蓋をあけ、なんとアームの下に“素手で”カプセルを移動させゲットする暴挙に。
まさかのプレイに、挑戦を見守っていた浦は「直接！？やばいって！前代未聞ですよ！」と大慌て。目隠し後に種明かしされた操作役の西山も大混乱で「何やってんだよ！！なんでこの人こんな笑顔でいられるんだ！」とツッコミを入れるも、「だってこれをやっちゃいけないルールはないでしょ？」と堂々と言い放つ沢城に、スタジオはたちまち笑いに包まれる。
しかしその後、浦と西山もそろって沢城に便乗し、不正が横行する無法地帯に。暴走を続ける3人にスタジオはさらなる笑いに。そんな混戦が続くなか、ラストは“不正なし”の真剣勝負が行われ、西山が見事勝利。ご褒美として“練馬名物グッズ”が贈られ、カオスなゲームパートは大盛り上がりで幕を閉じた。
番組では、2025年12月13日(土)開催のスペシャルイベント「TVアニメ『桃源暗鬼』スペシャルイベント～ONI × MOMO CLASH～」の最新情報としてイベントビジュアルやグッズ付きチケットの特典内容も解禁。そして番組終盤、3人から視聴者へメッセージが送られた。
沢城「僕も命をかけて深夜を演じさせていただきました。ぜひ練馬編を楽しんでいただけたらと思います」
西山「ここからさらにキャラクター同士の友情がすごく熱くて繊細で切なくもあり、本当に目が離せない展開となっていきます。さらに熱量が深まる『桃源暗鬼』をぜひ楽しんでください」
浦「人間、鬼、桃太郎がそれぞれ暮らしている世界で、こんなにも複雑に関係値が変わっていくんだっていう様をより見ることができるのが練馬編だと思います。関係値の変化、友情というものがキーワードになってくるのでそこをしっかりと感じていただけたら嬉しいです」
とそれぞれコメントし、今後の展開への期待感をにじませて番組は終了した。
