5. 自分が「メンヘラ製造機」になっている可能性もあるので要注意!

2019年のドラマで「凪のお暇(なぎのおいとま)」という作品がありましたが、これに登場するキャラ・ゴンが「メンヘラ製造機」と呼ばれて話題になりました。
ゴンを演じるのは今をときめく人気俳優・中村倫也さんなのですが、ドラマの中でとってしまう行動がとにかくやばい!
次のような「無責任な優しさ」で、女性達を次々にメンヘラ体質へと変えてしまうのです。
<ゴンの行動の特徴>
・誰にでも優しく人懐っこい。弱い部分にそっと寄り添ってくれる温かさを持つ
・思わせぶりな言動が多く、女性に「自分はこの人にとって特別な存在だ」と思わせるのがうまい(自分の部屋の合い鍵を渡すなど)
・言ってほしい言葉をくれる
・息をするように自然な態度で目の前の相手を褒める
このように、ゴンという男性は、なにげない行動や言葉によって相手を誤解させ、自分がいないとダメな状態にしてしまいます。
一見優しい男性のようにも見えますが、裏を返せば誰のことも大切に思っていないということ。
その時々で無責任な優しさをふりまき、それで相手が自分に夢中になってしまっても責任はとらないのですから、優しいどころか非常に冷たい男性であると言えるでしょう。
リアル社会でも、ゴンのような振舞いで、知らず知らずのうちになのか、それともわざとなのか、自分に依存する女性を作り出してしまう男性は多くいます。
たとえば、次のようなことをしてしまっていませんか?
・ダメと言えず、女性のワガママを聞きすぎてしまう
・女性に尽くす自分が好き。そんな自分の姿に酔っている
・嫌われるのが怖くて相手に本音を言うことができない
・彼女以外の女性からの相談にも乗るし、誘われれば会ってしまう
・連絡がマメ。LINE(ライン)にもすぐに返信する
もし、あなたの周りにメンヘラ女子が多くいるのなら、もともとの責任は自分にあるのかもしれません。
人に優しくするのは大事なことですが、最後まで責任の持てない中途半端な優しさは結局相手を深く傷つけるだけ。
「もしかして?」と自覚のある人は、自分のとる行動が単なる自己満足になってしまっていないかどうかをよく考えてみましょう。
また、メンヘラ製造機になってしまう男性は、実は自分自身がメンヘラだったということもよくあるものです。
女性に対して必要以上に優しくしてしまう原因が何なのか、一度じっくり考えてみると良いかもしれませんね。
6. まとめ
気になる女性がメンヘラ気味だと、距離を詰めたいけれど遠ざかりたい気持ちもあって、そのことに罪悪感を覚えてしまう男性が少なくありません。
しかし、ここまで紹介してきたように、メンヘラ女子と恋人として付き合うのはものすごく大変です。
大げさでなく、「一緒に地獄に落ちる」ぐらいの覚悟がなければ自滅してしまうし、中途半端な優しさではかえって彼女を傷つけてしまうことも。
そこまでの覚悟は持てないというのであれば、あえて身を引くのも男の優しさです。
