F1メキシコシティGPの予選では、フェラーリ勢が躍動した。シャルル・ルクレールが2番手、ルイス・ハミルトンが3番手と、マクラーレンのランド・ノリスに次ぐ位置を占めた。
フェラーリは今季まだ勝利なし。ルクレールは今季初勝利を手にするための絶好の機会は、スタート直後だと息巻いている。
ルクレールはQ1で7番手、Q2で6番手と、ポールポジション争いからは遠いところにいるように思われた。しかしQ3になると躍進し、全車が1回目のアタックを終えたところでトップタイムをマーク。このままポールポジションを獲得するかと思われたが、2回目のアタックでノリスに先行されてしまう。ルクレールも2回目のアタックでペースを上げたものの、ノリスには届かず……2番手となった。
「少しはガッカリしているよ。Q3の最初のアタックを終えた時は、本当に良いラップだと思ったからね」
ルクレールは予選後にそう語った。
「もう少しタイムを削れるとは思っていた。でも、それほどではなかった。後方とのギャップを考えると、どうなるかなと思っていたんだ。そして2周目を全開で走った。しかしもちろん、ランドのQ3での1周目から2周目にかけて見せた飛躍には、本当に驚いたよ」
「でも今日のペースは、それに匹敵するモノではなかったと思う。多少ペースを上げられたけど、ポールポジションには到底及ばなかった」
ルクレール曰く、Q3で路面温度が下がったのが、好タイムの助けになったという。
「コンディションはセッション中に少し改善したんだ。Q3では路面温度が下がったのが、間違いなく助けとなった。グリップが少し向上し、コーナーによっては少し限界に到達していないようにも感じたんだ」
「でもマシンの反応は良かった。マシンに関しては、文句のつけようがないよ」
ルクレールは、レースペースの面ではノリスには敵わないものの、スタートで出し抜くことを目指すと語った。
「彼(ノリス)もレースペースは速いからね。明日は、彼は間違いなく超強力だと思っているよ」
そうルクレールは語った。
「でもスタートは間違いなく、何か特別なことを成し遂げるチャンスだ。汚れている側の2番グリッドからのスタートだから、それが良いかどうかは分からない。でも自分でコントロールできることに集中し、ターン1で彼に並ぶことができればいいなと思っている」

