アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1メキシコシティGP予選を14番手で終え、現時点でポイントを獲得できるようなペースはないと語った。
これまで、ベテランらしくマシンのパフォーマンスを十二分に引き出し、速さを見せてきたアロンソ。しかしメキシコでは、奇跡は起こらなかった。チームメイトのランス・ストロールがQ1突破もできず19番手となる中、アロンソは手を尽くしてQ2に駒を進めたが、14番手で予選を終えた。
「週末を通して、僕たちは遅かった。メキシコとラスベガスは理論上、僕たちにとって最悪のサーキットであることはすでに分かっていた。そして残念ながら、それが現実となった」
そう説明したアロンソ。FP2では8番手と、Q3進出も狙える位置にいるようにも見えたが、彼自身そういった”幻想”を冷静に受け止めている。
「金曜日は通常3番手か5番手だから、昨日8番手だった時点で厳しい週末になるのは分かっていた」と、彼は半笑いで認めた。
さらにFP3では、マシントラブルにより走行時間をロスするシーンもあったが、アロンソはその影響についても否定した。
「それは何の違いも生まなかったと思う。このサーキットを理解するのに、多くの周回は必要ない」
アロンソは、なぜかメキシコではいつも不調であるため、今季チームに加わったエイドリアン・ニューウェイの”知識”が活用できる来季に期待すると付け加えた。
「メキシコでは残念ながら、いつもこうだ。2023年も2024年も最下位だった(正確にはどちらの年も13番グリッドから決勝リタイア)し、今年もまた苦しんでいる。この場所については、まだ理解できていないことがあるんだ。エイドリアンが来年、このことをよりよく理解してくれるかどうか、様子を見よう」
笑いながらではあるが、すでに来季を見据えるアロンソのコメントには深刻なメッセージが込められていた。
レースに向けて、アロンソはこのレースでポイントを得ることは難しいだろうという予想を赤裸々に語った。
「レースでは何か異常がなければ、トップ10のペースに追いつけないため、ポイントを獲得する資格はない」
「最初の3つのコーナーは、20台が走るには非常に狭い。そこで何か得るものがあるなら、全力を尽くすつもりだ」

