ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはMotoGPマレーシアGP決勝を終盤にリタイアしたが、原因はリヤタイヤのパンクだったようだ。
バニャイヤはマレーシアGPでは日本GP以来の好調さを発揮し、ポールポジションからスプリントレースを勝利。決勝でも2番手を中盤まで争った。
しかしペドロ・アコスタ(KTM)に追い抜かれた後、3番手を走行していたレース終盤の残り3周で、バニャイヤは一度コースオフを喫すると、そのままスローダウン。マシントラブルが疑われる中、ピットに戻ってリタイアに終わってしまった。
バニャイヤにとっては悔しい結末となってしまったが、リタイアの原因となったのはマシン自体ではなく、リヤタイヤのパンクだったとサプライヤーのミシュランが明かした。
「コース上に落ちていたカーボン片か何かによって生じた穴を発見した」
ミシュランのMotoGP責任者であるピエロ・タラマッソはイタリアのTV局に対しそう説明した。
「ペッコはバイクの挙動が妙になりつつあることを感じていたんだ」
「彼は良い調子だったし、レースのスタートも上手く対処し、更に力を発揮する余地があったからこそ、残念なことだ」
「彼は挙動が少し変だと感じていたが、その次のラップには急速に空気圧が低下してしまった」
「どれくらいだったのかはデータ分析が必要だが、彼はすぐにおかしいと気がついて、リタイアせざるを得なかった」
「パンクはリヤタイヤの中央部分にあった。そのためペッコは挙動がおかしくなりはじめたと感じていた」
「彼が戻って来た時に確認したところ、圧力は0.6~0.7(bar/リヤの最低内圧は1.7bar)だった。そしてコースに落ちていたカーボン片か何かでできた穴を発見したんだ」
「彼は上手くやっていたから、残念だ」

