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マクラーレン代表、ノリスのポールラップを称賛「ほぼすべてのコーナーで、1000分の数秒ピアストリを離していた」

マクラーレン代表、ノリスのポールラップを称賛「ほぼすべてのコーナーで、1000分の数秒ピアストリを離していた」

マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは、F1メキシコシティGP予選において、オスカー・ピアストリがチームメイトのランド・ノリスに対し、各コーナーで1000分の数秒の遅れていたと明かした。

 ランキング2番手のノリスが逆転チャンピオン獲得に向けてポールポジションを獲得してみせた一方、14ポイントリードしているポイントリーダーのピアストリは、0.588秒差の8番手に沈んだ。

 カルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)がアメリカGPから持ち越した5グリッド降格ペナルティを受けるため、ピアストリは7番手スタートとなるが、仮にグリッド通りのポジションでレースを終えた場合、ノリスがピアストリを逆転しポイントリーダーに浮上することになる、大ピンチだと言える。

 ステラ代表は、ノリスのポールラップについて「ほぼすべてのコーナーで非常に強力だった」とスカイスポーツF1に説明した。

「私の認識が正しければ、ランドは全セクターでトップタイムを記録していた。マシンはすべての速度域のコーナーで良好な挙動を示した」

「我々には、理解すべき点がいくつかあったと思う。ここ数レースを経て、現行パッケージでのマシンの使い方を少し理解できた。マシンは良好なパフォーマンスを発揮しており、ランドはそれを最大限に引き出した」

 一方で、ピアストリはすべてのコーナーでほんの少しずつノリスに対してロスしているのだとステラ代表は説明した。

「オスカーの側には明らかに見直すべき点がある。オースティンでもそうだったが、路面が滑りやすいコンディションでは彼にとってマシンを操るのがより困難になる。だから、明日に向けて改善すべき点を確認し、確実に向上させる必要がある」

「実際、オスカーはランドと比べるとほぼ全てのコーナーで1000分の数秒遅れている。だから彼にとって重要なのは、このコンディションで正しいフィーリングを掴み、各コーナーでほんの少しだけプッシュすることだ」

「しかし当然ながら、トラブルなくそのわずかな差を詰めるのは非常に難しい。これは間違いなく、明日に向けて改善すべき点だ。両ドライバーのレースペースは堅調だ。オスカーも確実にポジションを挽回できるはずだ。マクラーレンにとっても、彼のチャンピオンシップにとっても重要なことだ。楽しみにしている」

 ピアストリはポイントリーダーを維持してメキシコを離れるためにも、決勝レースで大きな挽回が必要になるだろう。

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