
花江夏樹(リドル・ローズハート役)、山下誠一郎(エース・トラッポラ役)、小林竜之(ケイト・ダイヤモンド役)、阿座上洋平(円満雄剣役)、杉山紀彰(グリム役)が、10月26日に都内で行われた「『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』ワールドプレミア 開宴ティーパーティー!」に登壇。作品の魅力をアピールしたほか、公式SNSで募集したファンからの質問に答えた。
■花江「今の自分たちだからこそできる表現というのが増えた」
「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」は、ディズニー作品に登場する魅力的な“ヴィランズ”にインスパイアされたキャラクターが織りなす、学園アドベンチャーゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」が原案のアニメーション作品。魔法が存在する世界“ツイステッドワンダーランド”にある、7つの寮を擁する名門魔法士養成学校・ナイトレイブンカレッジを舞台に、現実世界から迷い込んだ男子高校生・円満雄剣や寮生たちの活躍を描くダークファンタジーアニメーションだ。
アニメーションのシーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」の舞台となるナイトレイブンカレッジのハーツラビュル寮は、映画「ふしぎの国のアリス」(1951年)の世界観からインスパイアを受けている。家来のトランプ兵たちを支配していた、意地悪な性格で怒りっぽい“ハートの女王”のごとく、“女王の法律”によって寮生を厳格に支配して苦しめる“真紅の暴君”こと寮長リドル・ローズハートが登場するなど、ユニークな設定にも注目が集まっている。
10月29日(水)に配信開始となるアニメーションについて、花江は「ゲームを収録した当時から5年たっているからこそ、今の自分たちだからこそできる表現というのが増えたので、アニメーションを通じて皆さんにお見せできるのがうれしい」と、感慨深い様子で語る。
アニメーションならではの注目してほしいシーンについて、山下は「やっぱり円満雄剣というキャラクターがいるのは新しい風になっていると思う」と話すと、その雄剣役の阿座上は「プレッシャーもありつつ、ハーツラビュル寮をはじめとするボイスキャストの皆さんがウエルカムな空気で現場に迎え入れてくれました」と、花江らボイスキャスト陣に感謝した。

■ボイスキャスト陣が思う自身のキャラクターとの共通点
また、公式SNSで事前に募集したファンからの質問コーナーも実施。「皆さんが演じるキャラクターと自身の共通点を教えてください」という質問に、花江は「阿座上くんはめちゃめちゃ似ていると思う」と太鼓判を押すと、杉山も「僕も取材のときに『阿座上くんがピッタリなんですよ』って話をした」と同調。それを受け、阿座上は「ありがとうございます!あんなに格好良くないんですけど、僕の持っている声質が合っているのかも」と恐縮しつつ、共通点を自己分析していた。
一方、山下は「エースとは真反対で、どちらかというとデュースに共感してる。自分にないからこそ、鏡合わせのように探っていました」と演じるエースよりもデュースに共感を示し、杉山は「強いていうなら、ソファーでコロンとしていたり、のんびりしているところが似ていると思います」と答え、会場をほっこりさせた。
花江は「僕は普段本当に厳しくて、リドルと同じく基本ずっと怒っているので(笑)。朝起きて、『何で10時から仕事があるんだ!“うぎぎ!”』」と冗談を交えながら“リドル節”全開にし、会場の笑いを誘った。
あらためて、配信に向けて小林は「この日が来ることを心待ちにしていました。ゲームが好きで『ツイステ』を楽しんでくださっている方はもちろん、アニメーションを通してこの世界に触れる方もいらっしゃると思います。皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思いますので、ハーツラビュルの世界を楽しんでいただけたらうれしいです」とアピール。
そして花江は「今回はハーツラビュル寮がメインですが、いろんなキャラクターが登場しますので、全ての『ツイステ』ファンの皆さんに楽しんでいただけると思います、ぜひ一緒に楽しんでください!」と力を込め、最後にキャスト全員による「ツイステアニメ、開幕!」の掛け声で、イベントは幕を閉じた。
「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」は、10月29日(水)よりディズニープラスで独占配信開始。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

