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角田裕毅がRA272でデモ走行。ホンダF1初優勝から60年を記念……三部敏宏社長「今後もホンダは、皆さんに感動をお届けする」

角田裕毅がRA272でデモ走行。ホンダF1初優勝から60年を記念……三部敏宏社長「今後もホンダは、皆さんに感動をお届けする」

F1メキシコシティGPの決勝レース前、ホンダRA272のデモ走行が行なわれた。ドライブを担当したのはレッドブルの角田裕毅。ホンダが1965年のメキシコGPでF1初勝利を挙げてから60年を記念した走行だった。

 1964年にF1参戦をスタートさせたホンダは、翌1965年のメキシコGPで初優勝。日本車としては初めてのF1勝利であった。ドライバーはリッチー・ギンザーである。

 あれから60年。ホンダは当時のマシンに特別な整備を施し、あの時と同じエルマノス・ロドリゲス・サーキットにRA272を持ち込み、走行を披露した。角田がコクピットに収まったマシンの周りには人だかりができ、ライバルであるフェラーリのスタッフも、熱視線を送った。

 甲高いエンジン音を響かせながらコースインしていったホンダRA272と角田。一時コース上でストップしてしまうシーンもあったが、なんとか再始動し、ゴール地点まで走ることができたという。

 この日は、ホンダの三部敏宏社長、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長もサーキットを訪れ、走行を見守ると共に、F1公式インタビューに応えるなどした。

 三部社長はこの日の走行に際し、次のようにコメントを寄せた。

「1965年、メキシコGPで挙げたF1初勝利は、ホンダが世界の舞台で示した歴史的な一歩でした」

「 本日、角田裕毅選手がその初優勝マシンであるRA272で走行し、多くのファンが声援を送る姿に胸が熱くなりました」

 現在はHRCとして、レッドブル・パワートレインズ(RPBT)を介してレッドブルとレーシングブルズにF1パワーユニット(PU)を供給しているホンダ。来季からは正式にF1復帰を果たし、新たにアストンマーティンをパートナーに迎える。

 三部社長は、「今後もみなさんに感動をお届けする」と誓った。

「 2026年からワークスとしてF1に参戦するホンダにとって、今日の走行は過去から未来へ挑戦をつなぐ象徴と言えるでしょう」

「 今後もホンダは、世界最高峰の舞台での挑戦を通じて、ファンの皆さまに感動をお届けできるよう努めてまいります」

 なお昨年のサンパウロGPにホンダは、マクラーレン・ホンダMP4/5Bを持ち込み、ルイス・ハミルトンがドライブした。また今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードには、レストアが施されたウイリアムズ・ホンダFW11を持ち込み、ナイジェル・マンセルがステアリングを握った。

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