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<令和版キャッツ・アイ>シティーハンター・冴羽リョウの“元ネタ”ねずみ登場にファン沸く「ねずみが出るんだ!」

<令和版キャッツ・アイ>シティーハンター・冴羽リョウの“元ネタ”ねずみ登場にファン沸く「ねずみが出るんだ!」

「キャッツ・アイ」イベントに登場した“瞳”役の小松未可子ら
「キャッツ・アイ」イベントに登場した“瞳”役の小松未可子ら / ※2025年ザテレビジョン撮影

北条司原作の伝説的作品「キャッツ・アイ」の完全新作アニメの第5話「泥棒紳士登場」が10月24日に配信された。第5話では、原作で人気のキャラクター“ねずみ”こと神谷真人(CV:小西克幸)が登場。SNSでは「ねずみが出るんだ!」「組み合わせが最高過ぎる」「神谷さん、素敵です」といった声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)

■原作ファン歓喜!“ねずみ”登場

「キャッツ・アイ」は1981年から1984年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された北条司の連載デビュー作で、1983年にテレビアニメ化されて大ヒットを記録。今作では原作へのリスペクトを感じさせながらも“令和”の時代にアップデートされている部分も多く、原作ファンや1980年代に放送されていた旧アニメのファンだけでなく、若い層からも注目を集めている。

長女・泪(CV:小清水亜美)、次女・瞳(CV:小松未可子)、三女・愛(CV:花守ゆみり)の来生三姉妹は、昼は喫茶店「CAT’S EYE」を営み、夜は美術品を盗む“怪盗”という2つの顔を持っている。3人が狙うのは父親がかつて収集していたコレクションと父親が描いた絵画。それらを集めることによって、行方不明になっている父親の手がかりが見つかるのではないかと思っている。それと、“キャッツアイ”と名乗って予告して派手に盗むことで、自分たちの存在を父親に気付いてもらいたいという思いも込められている。

第5話は、“ねずみ”と呼ばれている泥棒・神谷が登場。原作コミックでは第7話に初登場し、人気の高かったキャラクターだ。旧アニメには登場しなかったので、原作ファンにとって待望のアニメ化となった。

普段はフリーライターとして雑誌などに記事を書いているが、もう一つの顔は宝石専門、特にサファイアを好んで盗む泥棒。ねずみのように神出鬼没ですばしっこく、ずる賢いところから警察が「ねずみ」というニックネームを付けた。キャッツアイは猫の絵が描かれたカードを使うが、ねずみはコインのペンダントを犯行現場に残すのが特徴となっている。女性好きで軽いキャラクターだが、どこか憎めない人物で、「シティーハンター」の冴羽リョウの元ネタといわれている。そう考えると人気が高いのもうなずける。

ねずみによる犯行はおよそ1年ぶり。キャッツアイに気を取られている間に、内海俊夫(CV:佐藤拓也)ら犬鳴警察署の面々はねずみに出し抜かれてしまったようだ。そんな犯行があった翌日に「CAT’S EYE」に現れたのが神谷だった。以前はフリーライターとして警察に情報をもらうためによく来ていたということで、俊夫とも顔なじみ。ちょうど昼休みで「CAT’S EYE」に来ていた俊夫に声をかけ、来生三姉妹を紹介してもらうが、次女の瞳だけ呼び捨てだったので、2人の関係性をすぐに気付いた様子。

神谷はイタリアのミラノに取材で長期滞在していて日本に戻ったばかりだという。イタリアの土産として“真実の口”のオブジェを俊夫と「CAT’S EYE」にプレゼントとして手渡した。真実の口といえば、映画「ローマの休日」にも登場するローマの観光名所の一つで、映画の中でグレゴリー・ペック演じるジョー・ブラッドレーが“ウソをつくと手が抜けなくなる”と言って、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女をだますシーンが有名だが、神谷も同じことをしてみせていて、その振る舞いからも神谷のキザな部分が垣間見える。

■キャッツアイVSねずみの“直接対決”

神谷がねずみであることを知っていると、この土産が相当怪しいものだと分かるが、俊夫も瞳たち姉妹もそれは知らないので、素直に受け取ってしまう。案の定、この真実の口には盗聴器が仕掛けられていて、それによって瞳たちがキャッツアイだということが神谷に知られてしまうことに。本来の目的は俊夫に手渡し、警察署内での会話を盗み聞きしようということだったので、瞳たちの正体を知ったのは副産物的なものだった。

神谷自身は“ねずみ”ではなく“泥棒紳士”と呼んでもらいたいらしい。神谷は「ドイツ美術展」を話題にして、子猫ちゃん(キャッツアイ)にねずみが絡んでくることがあれば面白くなるぞとうれしがり、「ドイツ美術展で泥棒同士の世紀の対決!勝負の行方は?」と勝手に記事の見出しになりそうなことを言うと、愛が「勝つのはキャッツアイに決まってるでしょう」と挑発。「賭けたっていい」という愛の言葉を利用して、神谷は愛に耳打ちして“賭け”の対象となる“あること”を伝えた。実はそれは、ねずみが勝ったら“瞳とデート”というものだった。

キャッツアイが「ドイツ美術展」から盗み出そうとしているのはクラナッフ作の絵画「湯あがりの女」。ねずみは宝石専門なので勝負することはないと思われていたが、神谷は“真実の口”経由で情報を知り、先に「湯あがりの女」を盗んでまんまと出し抜くことに成功。賭けにも勝ち、瞳とのデート権も。

やられたらやり返す。ここからが面白いところ。キャッツアイとねずみによる本格的な勝負が始まった。神谷は瞳たちがキャッツアイということに気付いていたが、逆に瞳たちも神谷がねずみであることに気付く。それぞれが証拠をつかみ、今後は共同戦線を張らなければいけない状況に。しかし、出し抜いて「湯あがりの女」をねずみが盗んだことは、キャッツアイとしては許しておけない。そのため、子猫ちゃんがねずみにしっかりとお仕置きする展開に。瞳たちが巧みに仕掛けてねずみを「マンマミーア!」と言わしめたシーンは見ていても痛快な気分だった。

これまでは犬鳴署とキャッツアイの対決だったが、そこに“ねずみ”が加わったことで三つどもえの関係になった。まさしく「役者がそろった」と言えるだろう。警察と泥棒という要素だけでなく、“恋愛”でも新たな要素が加わったことになり、ストーリー展開がますます面白くなっていくのは確かだ。次回以降、三者がどのように絡んでいくのか楽しみにしたい。

なお、「キャッツ・アイ」は前編の第1話から第6話が9月26日から10月31日(金)まで、後編の第7話から第12話は12月26日(金)から2026年1月30日(金)まで毎週金曜に1話ずつ順次ディズニープラスのスターで独占配信される。

◆文=田中隆信

※記事内、作品名の「キャッツ・アイ」の「・」はハートマークが正式表記
※冴羽リョウの「リョウ」はけものへんに寮が正式表記





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