
ふたりともご飯を食べたことを忘れて…(ヒロ・コトブキさん提供)
【マンガ本編】「ばあさんや、飯はまだ?」を繰り返し、何度も食べていたら…オチがハッピーすぎる!
ふたりともご飯を済ませたことを忘れて…?
「ばあさんや、ご飯はまだかな?」と聞くおじいさん。おばあさんは「あれ?」と思いながら「そうですね、作りましょうね」と答えました。ふたりとも、さっきご飯を食べたこと、作ったことを忘れてしまったようで……。
ヒロ・コトブキさん(@kotobuki_hiroju)による創作1ページマンガ『どっちも忘れてる場合』がX(旧:Twitter)で公開されました。認知症のイメージを覆すポジティブなオチに、読者から「今までに見たことがない着想」「老化のイメージを逆転させて最高」「悲しいオチじゃなくてうれしい」「元気出た」「最強夫婦」「仲良く長生きしそう」などの声があがり、投稿には5万いいねの反響が集まっています。
ヒロ・コトブキさんは漫画家として活動しており、主にSNSでマンガを投稿しています。独創的な発想から描かれるマンガは多くの読者を楽しませています。
作者のヒロ・コトブキさんに、お話を聞きました。
ーー認知症をうかがわせる冒頭からは想像がつかないオチでした。このマンガを思いついたきっかけや、マンガを描くうえでこだわったポイントなどを教えて下さい。
定番のセリフから続きを大喜利する というのがひとつのやりやすい様式になっていますが、そのシステムで「ばあさん、メシはまだかい?」というセリフを拡げました。
おじいちゃんが大食いチャンピオンになったところで終わろうと思いましたが、いやいや、おばあちゃんにもメダルをあげたいぞ。おばあちゃんにこそ花束を渡したいぞ。と思って、おばあちゃんのその後まで描くことにしました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
細かなことですが、おじいちゃんはシニア大会のチャンピオンになり、おばあちゃんは部門の関係ないフィールドで優勝しています。おじいちゃんのために頑張ったおばあちゃんにこそ、いい景色を見せてあげたくてそうしました。そこに気付いてくれた方が何人かいらっしゃって、それがうれしかったです。静かに置いた情報を拾ってもらえたとき、描いた者としては震えます。

『1Pマンガ襲来 1P漫画が集団で現れた。』がkindleで無料公開中(ヒロ・コトブキさん提供)
ーーkindleで無料公開中の『1Pマンガ襲来 1P漫画が集団で現れた。』について、ご紹介いただけますか?
僕は2021年からマンガを描き始めました。4コマ時代を経て、執筆筋肉をつけながら1ページマンガ→2~4ページマンガ→中編マンガ、という風に(破天荒に憧れながら)姑息に堅実にひそひそと進んできました。
これはその初期の頃の1ページマンガを寄せ集めたものです。絵も切り口もヨチヨチはしていますが、面白がるところは変わってないので、楽しんでいただけると思います。
