待ち望んだ妊娠と、少しずつ生まれた不安
結婚3年目にして、ようやく授かった命でした。夫も最初は喜んでくれて、「何かあったらすぐ言ってね」と優しい言葉をかけてくれたのを覚えています。けれど、妊娠が進むにつれて、夫の態度は少しずつ変わっていきました。
つわりがひどくて家事ができない日も、「仕事で疲れてるから」と手伝ってはくれません。妊婦健診にも一度も付き添ってくれることはありませんでした。私は「仕事が忙しいんだから仕方ない」と自分に言い聞かせ、不満をため込む日々を送っていたのです。
突然届いた、信じられないLINE
妊娠7ヶ月に入った金曜日の夜。仕事中の夫から、突然LINEが届いたのです。
「来週の土日、会社の同期と旅行に行くことになった。一人でも大丈夫だよね?」
私は驚きのあまり、言葉を失いました。妊娠後期で体調も不安定な時期に、二日間も家を空けるというのです。
「急すぎない?私、来週健診もあるんだけど...」
そう返すと、夫からはこんな返事が返ってきました。
「健診くらい一人で行けるでしょ。もう予約しちゃったし」
旅行中の放置、そして発覚した"楽しそうな姿"
旅行当日、夫は朝早くから嬉しそうに出かけていきました。「何かあったら連絡して」と言い残して。けれど、旅行中の夫から届いたLINEは、たったの一通だけ。
「着いた。そっちは大丈夫?」
それきり、私からの体調報告にも既読がつくだけで返信はありません。不安を感じながらSNSを開くと、同期の投稿に夫が満面の笑みで写っている写真がありました。楽しそうにお酒を片手に乾杯する姿。
その夜、私は思い切って義母に連絡を入れました。義母は私の話を静かに聞いてくれ、「息子に私から話をするね」と言ってくれたのです。
そして...
旅行から帰ってきた夫を待っていたのは、義母からの厳しい言葉でした。義母は息子に対して「妊娠中の妻を置いて旅行に行くなんて、父親になる自覚が足りない」とはっきり伝えてくれたそうです。
それだけではありませんでした。私が夫に送ったLINEのスクリーンショットを見た義母は、「こんな返事をしたの?」と絶句したといいます。言い逃れのできない姿が、すべてを物語っていました。
夫はしばらく何も言えない様子でしたが、数日後、私に頭を下げました。「本当に申し訳なかった」と。その言葉がどこまで本心なのか、正直まだわかりません。
お腹の赤ちゃんのためにも、私はもう黙って耐えるだけの妻ではいたくない。そう心に決めて、これからの日々を歩んでいこうと思っています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
