フォトジェニック和菓子 5選!1万種類以上ものスイーツを知る芸人・スイーツなかのさん厳選

この記事では、スイーツ芸人、スイーツなかのさんがおすすめするフォトジェニックな和菓子をご紹介しています。招き猫の形をした最中や、ハート形の久寿餅、カラフルな落雁や和ゼリー、そしてフルーツ大福やなど盛りだくさん。手土産にもおすすめです。

老舗からコンビニまで1万種類以上ものスイーツを食べ歩き、「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」など多数のテレビ出演もしているスイーツ芸人・スイーツなかのさん。今回はスイーツなかのさんがおすすめするお菓子の中から、フォトジェニックな和菓子をご紹介します。どれも職人の技が光る逸品ばかり。手土産や贈答用にもおすすめです!

お祝い事にも!ハート型がかわいい紅白久寿餅



東京にある老舗のくずもち店が2015年に立ち上げたブランド「江戸久寿餅」。昔ながらの和菓子「久寿餅」を和スイーツに仕立て上げ、若い層からも支持を得ているお店です。

ハート型の久寿餅には、2年間乳酸発酵させた小麦でんぷんを使用。発酵後は酸味と香りが強いためじっくり水洗いし、職人が日本人が好む風味へと仕上げていきます。手間暇かけた久寿餅は弾力のある歯ごたえを楽しめ、口当たりも滑らか。ハートのくぼみに濃厚な黒蜜を流し込み、香ばしいきなこを振りかけた姿も写真映えしますよ。

お餅は、くっついたら離れない縁起物として結婚式の引き出物などにも使われます。紅白のハートというキュートなフォルムの和菓子は、お祝いの気持ちを贈る際にもおすすめです。

くぼみに黒蜜を注ぎ、その上からきな粉をパラパラ。そのまま一口でパクッとしたら、もう口の中は幸せへ一直線! ハピネスィーツ!以前、ぼくが携わったイベントでこちらのハート久寿餅を使わせて頂き、お客さんに食べてもらいましたが、みんな100%大喜び。食べると美味しさに驚き、見ると写真をパシャパシャ撮って楽しんだり、口も目も幸せにしてくれる時間が流れていました。(スイーツなかのさん)

まごころ 16個入り/江戸久寿餅

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カラフルな落雁をオリジナルのアートに!自分でデザインする和菓子



京都に店を構える「UCHU wagashi」は、主に伝統和菓子「落雁(らくがん)」を取り扱うお店です。渋いイメージのある落雁ですが、斬新なアイディアが詰まっていて、若い人たちからも人気を集めています。

その中でもdrowingは、UCHU wagashiが最初にプロデュースした商品。正方形の箱の中にカラフルな扇形の落雁が入っています。そのひとつひとつのピースを並べて自由に絵を描くという、食べる人が自分でデザインできる和菓子なのです。

もちろん落雁の材料にもこだわりがあり、厳選された和三盆を使用。口の中ですっと溶けていく口どけと優しい風味が、和菓子の趣を感じます。和菓子は、日本の四季を表現する手段のひとつ。落雁で移り変わる美しい季節を表現してみるのも良いですね。

落雁ならではの特徴が、質の高い和三盆と合わさり、グッ!と心を掴まれる味です。ボクも自分でピースを組み合わせて作ってみましたが、童心にかえったようにワクワクしてくるんです。この「ワクワク」、とっても大切ですよね。「美味しい」は舌に記憶されますが、「ワクワクする」は心に残ります。お笑いも「おもしろい」は当然だけど、もうひとつなにかインパクトがないと残らないんですよね。(スイーツなかのさん)

drawing/UCHU wagashi