【この記事の目次】

1 「蓋然性(がいぜんせい)」の意味とは?2 「蓋然性」の由来とは?3 「蓋然性」の使い方とは?3.1 「高い」「低い」で「蓋然性」は表現する3.2 「蓋然性」を使うときに注意すること4 「蓋然性」の類義語とは?4.1 「信頼性」4.2 「安定性」4.3 「妥当性」5 「蓋然性」の対義語とは?6 「可能性」と「蓋然性」の違いとは?7 「蓋然性」の英語表現とは?

「蓋然性(がいぜんせい)」の意味とは?

「蓋然性」の意味は、確からしさ、確実性の度合い、事柄が起こる確実性ということです。

なお、「確率」は、数学的に確からしさを表現する目安を定式化して計算した数値です。

「蓋然性」は、算出が数値としてはできないが、「どうやらそのようになりそうである」ということを表現したいときに使うといいでしょう。

基本的に、「蓋然性」の言い方としては、「蓋然性がある・ない」というものがあります。

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「蓋然性」の由来とは?

「蓋然性」という言葉は、「哲学字彙(てつがくじい)」という哲学用語辞典に、初めて「probability」の訳語として使われたとされています。

「哲学字彙」の著者の井上哲次郎は、代表的な明治時代の哲学者で、帝国大学で初めて日本人の哲学教授になりました。