「せっかく働くなら、なるべく長く働き続けたい」と感じる方は多いのではないでしょうか。

今後も働き続けるつもりの女性としては、結婚や出産、育児といったライフイベントに左右されることなく働き続けられる仕事は理想です。

そこで、本記事では長く働きやすい仕事をご紹介します。結婚・出産後も継続しやすい職種を中心にピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事の目次】

1 長く働きやすい仕事を選ぶメリット1.1 転職の手間がなくなる1.2 慣れた環境で働き続けられる1.3 会社における重要な人材として認められる2 長く働きやすい職種5選2.1 医療事務2.2 歯科助手2.3 コールセンター2.4 軽作業系2.5 福祉系3 長く働き続けやすい会社の特徴3.1 女性にもキャリアアップの機会・制度が設けられている3.2 女性管理職比率が高め4 まとめ

長く働きやすい仕事を選ぶメリット

そもそも、長く働きやすい仕事を選ぶにあたりどのようなメリットがあるのでしょうか。

転職の手間がなくなる

長く働きやすい仕事を選ぶと、転職の手間がなくなります。

転職は「求人のチェック」「転職先探し」「履歴書・経歴書の作成」「面接」とやることが多く、時間も手間もかかります。在職中の転職活動はもちろんのこと、仕事をしていない時期の転職活動であっても家族がいれば負担が大きいものです。

長く働きやすい仕事を選べば転職回数が少なくなるので、転職活動の負担も軽減できるでしょう。

慣れた環境で働き続けられる

長く働きやすい仕事を選べば、慣れた環境で働き続けることができます。

転職をすると新しい環境に身を置かなければならず、緊張したりストレスを感じたりすることが多いもの。年齢を重ねるにつれて、環境の変化に苦手意識を感じる女性も少なくありません。見知らぬ場所での再スタートに不安を感じるタイプの女性は、慣れた環境で働き続けられる仕事がいいでしょう。

会社における重要な人材として認められる

同じ会社に長く勤め続けることで、会社の中で「重要な人材」として認めてもらえるチャンスが増えます。

やりがいのある仕事を任せてもらえたり、新入社員の教育を任されるようになったりするなど、達成感も得られる働き方ができるようになるでしょう。

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長く働きやすい職種5選

長く働きやすい職種はどのようなものがあるのでしょうか。

ここからは、ライフイベントや年齢などに左右されにくく、長く働きやすい職種をご紹介します。

医療事務

医療事務は長く働きやすい職種として定番です。

資格はあるものの、職場によっては無資格・未経験でも採用してもらえることがあります。とくに、人手が足りていない職場や、小さな病院などである場合は、資格の有無は重視していないことが少なくありません。

基本的に病院の開院時間に合わせた勤務時間となるので、残業が少なく無理な働き方になりにくいのが魅力です。また、女性に人気の職業でもあるので、すでに職場が女性の働きやすい環境に整っていることもあります。

歯科助手

長く働きやすい職種の一つが歯科助手です。

資格不要でチャレンジできる仕事であり、勤務時間も歯科医院の開院時間となるので、残業は少ない傾向にあります。

また、肉体労働が少なく、基本的には歯科医師や歯科衛生士の指示に従って業務を進めていくので、仕事の難易度もそこまで高くはないでしょう。

数字を扱ったり、書類作成を任されたりするシーンは少ないので、事務仕事に不安がある方でも安心してスタートしやすいと言えます。

コールセンター

コールセンターは、電話でのコミュニケーションが中心の仕事です。

具体的な仕事内容は会社によって異なりますが、大きく「お客様からの電話対応」「こちらからお客様へ電話をかける」の仕事に分けられます。

デスクワークの仕事なので体への負担が少なく、体力に自信がない方や子育てでヘトヘトで本業に支障が生じやすい方でも選びやすい仕事です。また、コールセンターは営業時間にお客様の対応を行うのが基本なので、トラブルがない限りは残業も少ないのが魅力です。

さらに、コールセンターでは同じ業務を行う社員が他にもいるため、万が一体調不良や子供の都合などで欠勤しても周囲へのしわ寄せになりにくい点もメリットです。

軽作業系

部品の組み立てや簡単な加工、検品など軽作業系の仕事は、長く働きやすい職種です。

流れてくる製品や部品に対して作業を行うことがほとんどで、仕事の難易度は高くありません。一度作業内容を覚えれば新たに覚える業務は少ないので、慣れた作業を淡々とこなしたい方におすすめです。

また、工場のような規模の大きい軽作業系の仕事であれば、人手も多いことから、産休・育休を取得しやすい傾向にあります。ライフイベントに左右されにくく、長く働きやすいでしょう。

福祉系

ヘルパーや介護職員などのような福祉系の職種は、ライフイベントの多い女性でも働きやすいと言えるでしょう。

もともと介護の現場は女性が多い傾向にあり、女性が働きやすい仕組み・制度が整っていることも少なくありません。育休・産休の取得実績が多かったり、生理休暇が設けられているケースもあります。

また、シフト制であることも多く、家族の都合に合わせて働く日・時間を決定できる点も魅力です。

資格や経験も不問で募集している求人も多いので、チャレンジしやすい点もポイントでしょう。