イースターとは?いつ何をするのかやなぜうさぎなのかを詳しく解説!

皆さんはイースターについてどれくらい知っていますか?ウサギのイメージが強い方が多いと思いますが、実はキリスト教圏の国ではとても重要なイベントです!
そこで今回はイースターについて詳しく解説します。今年はクリスマスと同じくらいイースターも楽しんでください!

イースターとは?簡単に解説!

ここではイースターの由来やシンボル、クリスマスとの違いを解説します。

1. イースターの由来

イースターとは日本語で「復活祭」と呼ばれているキリスト教のイベントです!

イエス・キリストは弟子であるユダヤの裏切りによって十字にかけられ、「3日後に復活する」という予言を残して死んでいきました。そしてその予言通り復活を果たしたのです。

ただイースター(Easter)という言葉には復活という意味が含まれていません。由来はゲルマン神話のエオストレ(Ēostre)という春の女神の名前という説が最も有力!

エオストレの伝説とキリスト教の融合によって、イースターというイベントが誕生したと言われています。

2. クリスマスとの違い

「キリスト教のイベントと言えばクリスマス」という方が多いと思いますが、実は「クリスマス=イエス・キリストの誕生日」ではありません!

明確な誕生日の記述がないため、古代ローマ帝国の不敗の太陽神の誕生を祝う12月25日を、「キリストの誕生を祝う日」としたのです。

キリスト教圏の国ではイースターの日を挟んで連休になるほど、イースターが重要なイベントになっていますが、12月25日が誕生日でないことを考えると当たり前かもしれませんね。

またお祝いの期間にも大きな差があります。クリスマスは12月24日の日没から25日の日没までですが、イースターは当日の40日前にお祝いを始め50日後までお祝いし続けます。

特にイエス・キリストは金曜日に処刑され3日後の日曜日に復活したとされているため、イースター直前の金曜日から日曜日までは重要な期間となっています。

つまりクリスマスは1日でイエス・キリストの誕生を祝い、イースターは90日かけてイエス・キリストの復活を祝うということです!

3. イースターのシンボル

イースターのシンボルといえば「ウサギ」と「卵」!

これは名前の由来とされている春の訪れを司る「エオストレ」がウサギを従えており、そのウサギたちが春の訪れに感謝してたまごを献上していたという伝説と繋がっています。

詳しい意味はこの後に解説しているので気になった方は読んでみてください!

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イースターはなぜウサギや卵なの?

ここからはイースターのシンボルについて詳しく解説します。

1. 卵(イースターエッグ)の意味

たまごは復活や生命誕生のシンボルなのでイースターに欠かせないアイテムです。

「イースターエッグ」はイースターの由来となった春の訪れを司る「エオストレ」にちなんで、ピンクや黄色などの春色にデザインされているものを指します。そして当日は家や庭に飾られます!

2. ウサギ(イースターバニー)の意味

「エオストレ」が従えていたとされるウサギ!ウサギは多産の象徴で、豊かな生命や生命の繁栄をもたらすシンボルです。

エオストレがウサギからプレゼントされた卵を春風に乗せて配っていたという伝説から、「イースターバニー」は春風に乗せて「イースターエッグ」を運ぶと言われています!