よくかんで食べることも大切



不規則で、栄養バランスの偏った食生活は便秘の原因になることはよく知られています。しかし、それ以外にも便秘になりやすい食生活の特徴があるといいます。

「加齢とともに消化力や排泄力は弱まってきますが、若いときと同じ量を食べている人が多い気がします。

また、子どもがいる女性に多いのですが、忙しいからか、よくかまずに食べることが習慣になっている人も。食べる量が多く、よくかまないと消化に負担がかかり、排出まで時間がかかってしまうのです。40代になったら腹八分でよくかむことを習慣にしてほしいですね。

間食の量が多いというのも便秘の原因になりますが、間食するならプルーンがおすすめです。鉄分も豊富なので貧血予防になりますよ」(駒形先生)

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まとめ

便秘が続くと体も心もスッキリせず、つらいものです。駒形先生によれば、3日に1回すっきり出ないときは受診したほうが良いとのこと。食生活を改善したり、運動を取り入れたりしても解消されないときは受診を検討してみてはいかがでしょうか。

取材・文/mido(48歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

著者/監修/駒形 依子 先生
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。