過去、緊張性のおならに悩んだことがあります。医師からの診断はされていませんが、健康診断では医師からストレスでおなかに空気がたまりやすい体質なのかもしれないと言われました。

そして最近、またおならがよく出るように。それは何が原因かはっきりわかりませんが、ママ友付き合いのストレスによるもの、緊張性のおならではないかと考えています。私のおならに関する体験談を紹介します。

原因がわからない「おなら」が出る



調べてみると、おならの主な原因は食物繊維不足、不規則な食生活などがあるそうです。しかし、私の場合はママ友付き合いだったようです。

実は、あまり言いたくありませんが、次男は幼稚園の入園面接で落ちて保育園に行くことになり、今でも他の子と比べて勉強についていけるか悩んでいます。それでも、小学校に入り、漢字や九九も覚え、彼なりの進歩を見せているのですが……。

私が付き合っているママ友は、長男と同じ習い事で家族構成も把握しており、お互いの家に行き来してランチしたり世間話をする仲でした。しかし、次男が幼稚園に落ちたときにそのママ友から言われた「でも普通に見えるのにね」の言葉に正直モヤモヤしました。他意はなくても、「普通に見えるけれど普通じゃない」という真意をくみ取ってしまったためです。

公園で遊んでいたときに、そのママ友の知り合いママからも「この子が〇君? へえ~」と言われた言葉にもモヤモヤしていました。顔が広いおしゃべりのじょうずなママ友でしたから、きっと、次男が幼稚園に落ちたことを知り合いママに吹聴していたのではないかと思いました。

というのも、長男の習い事で会うたびに「最近、〇〇君はどうなの?」と習い事で付き合いのある長男ではなく、幼稚園に落ちた次男の動向を探ってくるからです。「楽しく通っているよ」と肯定的な発言をしても「でも登園をしぶって泣いたりしないの?」とか、「でも他の子と比べて成長はどうなの?」とか。きっと純粋な興味なんでしょうが、この「でも」の返しも嫌でした。

そんなときに、胃がきゅっと縮まるような感じがして、おならが出そうになります。自分の子どものことを探られるタイミングで必ず胃の不調やおならが出そうになったので、自分自身でも話すのがストレスなんだとうっすら感じてはいました。

ただ、会えば明るい話題豊富なママ友で、ご自身からPTAに立候補されるような方でもあったので、付き合いは続いていました。

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待ち時間なしで悩みもなくなった



そんな生活が激変することになりました。そのきっかけとなったのがコロナ禍です。習い事で待ち時間に話すことが禁止されたのです。話すことだけでなく室内で待っていることも禁止。

一部、外で待っている人もいましたが、夏は暑く冬は寒いので、良いタイミングかもしれないと思い、わが家は送り迎えするだけにシフトチェンジしました。ちょうど仕事も家事も忙しかったので、料理を作るなどと言って待つことをやめたのです。

そして、タイミングが合えばテレワークの夫に迎えに行くようにお願いしたりもしました。もともと、深海で漂うようにひとりでいるのが好きな私。それではいけないと思ってママ友付き合いをしてきましたが、コロナ禍のタイミングがちょうどよかったので距離を置くようにしたのです。

すると、おならの悩みがすっかりなくなりました。都合が良いもので、おならの悩みがなくなってからは、体調の悪さについてまったく気にすることがなくなり、「あれ? 最近、おならで悩んでない!」「やはりストレスだったのかな」とのんきに気付きました。