長い間抱えていた髪のコンプレックス



これまで私の髪の悩みは尽きませんでした。乾燥しやすい上にクセ毛であることが嫌で、サラサラストレートヘアは私の憧れでした。そのため学生時代は縮毛矯正を繰り返し、髪をストレートヘアにしていました。

真っ黒な髪で、平凡な顔立ちの私。そんな自分が嫌で、20代のころは髪も染めていました。

縮毛矯正とヘアカラーを繰り返した結果、髪は傷み、パサパサに。前髪にまで枝毛が出現……。

憧れのサラサラストレートヘアとはかけ離れていました。

そんな私ですが、出産を機にあまり美容院に行かなくなりました。お金も時間もかかるのと、自分をケアする余裕がなかったからです。

あるとき、憧れだった友だちから「黒髪がよく似合っているね」と言われました。

その言葉がすごくうれしかったので、それから髪を染めていません。この友だちのひと言がきっかけで、ありのままの自分も悪くないと思えるようになりました。

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まとめ

40歳もとうに過ぎたころ、自分の心身の変化に戸惑いがあり、心機一転、何十年ぶりかにショートヘアにしました! それから自分の髪が好きになりました。これまで自分のことは後回しにしてきました。前髪は薄くなり、白髪も増え、鏡で見る自分の姿に驚きの連続ですが、老化は生きている限り止まりません。

それならありのままの自分を受け入れ、頑張っている自分を大事にして年齢を重ねていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/葵ゆき(44歳)
スポーツ店で10年勤務。趣味はウォーキングや読書。