40歳を過ぎたあたりから身に迫ってくるのが外見の「老い」。中でも、深刻な悩みの一つが薄毛や抜け毛。髪の毛を洗ったときに以前に比べて髪の毛の抜ける量が増えたり、ふと鏡を見てみるとつむじのあたりの地肌が目立つようになって慌てて対策を調べる方も多いはず。

本記事では、ライターが実際に試して効果を実感している薄毛対策からおすすめの方法をまとめてご紹介します。

血行を良くする頭皮マッサージで抜け毛の減りを実感



薄毛対策として実践している人が多かったのがブラッシングやマッサージ器による頭皮マッサージ。「ブラシで頭皮を押すと気持ち良く、血流が良くなった感じ」とのこと。医師からも「頭皮マッサージをして頭皮を柔らかくし、頭皮の血液循環を良くしてあげてください」とすすめていました。

血液循環促進のために、頭皮マッサージと合わせて有酸素運動を取り入れている人もいます。ジャザサイズやズンバなど、音楽に合わせて楽しく体を動かし、さらに「エクササイズ後の血液循環が良いときに頭皮マッサージもおこなった」など工夫することで、抜け毛の減りを実感しているようです。

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食事や睡眠など生活習慣の改善で新しい産毛が!



ダイエット目的で野菜中心の食事にして、肉や魚をあまり食べていない方もいらっしゃるのでは。しかし髪の毛を構成する主成分は、ケラチンというたんぱく質の一種。たんぱく質は三大栄養素の一つで、当然のことながら私たちが生きていくためになくてはならない栄養素で、育毛には良質で十分なたんぱく質を摂取することが重要といわれています。肉や魚以外では、納豆や豆腐などの豆類、卵、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品があります。

他に、たんぱく質を生成する働きを持ち、髪の毛の成長を助ける亜鉛(牡蠣、豚レバー、カシューナッツなど)、強い抗酸化力を持つビタミンE(アーモンド、アボカドなど)、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンも併せて、日々の献立を考えてみましょう。



また、睡眠時間も育毛にとって大切な要素の一つです。睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減少し、毛髪の形成に必要なたんぱく質の合成が十分におこなわれなくなります。成長ホルモンの分泌が上昇するのは午後10時から午前2時の間といわれていましたが、最近では入眠から3時間でピークを迎えるともいわれています。いずれにせよ、睡眠時間をしっかり取り、質の高い睡眠を心がけるようにしましょう。

「今まで野菜だけだった煮物に鶏のささみや高野豆腐を加えたり、魚メニューを増やしたりして今まで以上に毎日の献立に気を配る」「夜型だった仕事を見直し午後11時には寝る」ことを続けたら、生え際に新しい産毛が出てきたようです。

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