妊娠後期に入り、日に日に大きくなるお腹が愛おしい反面、何をするにも時間がかかって「ふぅ~っ」「よっこいしょ」と深呼吸やらかけ声やらを発しながらなんとか動けるこの頃。
これまで当たり前だった日常の動作も、妊婦にとっては一苦労だったり面倒に感じることが増えました。その中のひとつがお風呂上がりの着替えとボディケア。あると便利かな、くらいの気持ちで購入した「湯上りガーゼワンピース」が、使ってみたら嬉しいポイントがたくさん詰まった技ありワンピでした。
火照ったからだも自然にクールダウン
これまで共働きのDINKS世帯だったわたしたち夫婦にとって、仕事から帰る時間や晩ごはん、お風呂の時間などはお互い常に不規則。夫は趣味のサウナへ行くことも多いので、わたしはシャワーだけで済ます日もしょっちゅうでしたが、マタニティ期間はリラックス効果や血行を良くするためにもできるだけ湯舟に浸かることを心がけています。
短時間で上がるように気を付けているものの、妊娠中は血流量が増えてのぼせやすいそうで、お風呂から出てもしばらくはパジャマを着る気分になれず、かといって裸で部屋をウロウロするわけにもいかず、脱衣所からなかなか出られませんでした。
「湯上りガーゼワンピース」は、そんなわたしにぴったりで、お風呂上りにタオルで全身をささっと拭いてからすっぽり被るだけでOK。
タオルを巻くより安心感があり、パジャマを着るよりも涼しく、クールダウンするのにちょうどいいデザインなんです。
化粧水やパックでフェイシャルケアをしたり、髪の毛を乾かしたり、歯を磨いたり。ワンピを着たまま洗面所でできることをしていると、自然にからだの火照りが落ち着いてきます。
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妊婦にかかせないボディケアも
さらに、妊婦にとって大事なボディケアのひとつの妊娠線対策にも活躍。パジャマを着た後だと塗りにくかったり、ボディオイルやクリームのベタベタが気になったりで、これまでサボりがちでしたが、気を抜いていたらお腹の下にうっすら水ぶくれのようなヒビ割れが。。
これ以上は増やさないようにとようやくお風呂上りに塗ることを習慣にしだしたのですが、湯上りワンピはゆったりしたデザインと広い袖口のため、ワンピを着たままお腹のボディケアも楽々にできるんです。
上下別れているパジャマだと、ウエスト位置を下げたりずらしたりしながらオイルやクリームを塗る必要がありましたが、ワンピなのでストレスなく手が届く範囲を塗ることができます。
最初は袖口が広すぎるんじゃないかと懸念していましたが、このおかげで今は自由に腕を出し入れできることに助かっています。
むくみがちな脚のケアにも、ワンピだと開放感があって大活躍。
ゆったりしているマタニティパンツを履いていても、ふくらはぎまでまくったり、着圧ソックスを履いた上からパジャマを着るのは暑く感じたりで、こちらも手を抜きがちでした。
ですがワンピだと色んな面倒くさいが解消されたのか、
「今日は足にお灸を据えてみよう」
とか
「少しマッサージしてみよう」
といった、自分のからだと向き合う余裕が生まれた気がします。