ついに監督にいじめを報告!



野球自体は好きで通っていた次男でしたが、いじめのようなことは続いたらしく、ついに「もうやめたい」とぽろぽろ涙をこぼして言いました。こんな状態になるまで何もできなかった自分に幻滅しつつ、意を決して監督にメールをすることにしました。

監督には、最初はからかい程度だったが、「くさい」「汚い」などの言葉を浴びせられること、「〇〇菌!」と言われて逃げていくようなことをされていると伝えました。

次回の練習終わりに話をしたいと添え、心臓をバクバクさせながら会いに行きました。監督は会うなり、「もっと早く言ってくれればよかったのに」と言ってくれました。すでに次男を含めた同級生を集めて怒った後だったとのこと。普段は温和なおじいちゃんのような監督ですが、今まで見たことがないほどの怒りっぷりだったそうです。

競技がうまいとかは関係なく、そういう行動を取るお前たちこそやめるべきなのだと、当事者の子どもたちに話したと言います。クラブの実情もあって踏み込むタイミングを逃していた私ですが、監督のツルの一声で解決に結びつきました。

子どもたちはいじめている意識はまったくなく、おもしろくてからかっている程度だったらしく、その後嫌がらせは以降ぴたっとなくなりました。仲が良いとまではいかなくても普通に過ごせるようになり、野球も続けています。

監督にメールを送らなかったら、解決しないままで大好きな野球をやめなければならなかったかもしれない次男。どうにもならなくなったときには、適切な形で手助けできる見極めをしっかりしていきたいと思わされた出来事でした。

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まとめ

子ども同士のいざこざは、集団生活を過ごすにあたっては絶対に起こり得ることだと思っています。喧嘩をしたり、つらい思いをすることで人にやさしくなったり、成長していけることもたくさんあるでしょう。

ある程度は子どもの様子を注意深く見守りますが、非常時には介入し過ぎるくらいでもいいのかなとも感じます。ただそれも度を超えると、かえっていじめや嫌がらせにつながったりするので、そのあたりの見極めをしっかりできればと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/まさみ(45歳)
中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。