金を持ったまま死ぬのは、信用に足らぬことだから!!

日本に存在する金融資産1500兆円のうち老人が82.4%を保有していると言われている。20代は、わずか0.3%。しかもこの82.4%のお金のほとんどが、使われないうちに持ち主が亡くなり、相続する世代も引退後を考える60代なので貯蓄に回されてしまう。そんでもって、そういう大事な金融制度や施策を考える政治家さんたちの平均年齢は50代後半だという悪循環。

どんな企業にも。どんな政党にも。どんな経営者にも。
パーパスやら、ミッションやら、ビジョンやら、バリューやら、はある。
しかし、その使命とやらは、保守的になるほどに腐る。
お金を、自分のために貯めてしまったら腐るだけだ。
使命は腐るほど汚くなる。

とりあえず稼ぐんですよ。
稼ぎ続けられたものには、信用がある。
信用が転じたお金が良貨である。
良貨は、天下を巡る。
いくら使っても、同じ分だけは、また、入ってくる。

フリーランス同然のワタシが、どんな起業の相談にも“とりあえずお金を稼ぐんですよ”と言い続けているのは『巡る良貨こそが、ミッションやら、ビジョンやらをピカピカに磨くと信じている』からである。

独立起業したときに生まれた長女が、2023年8月に結婚をする。
花嫁の父は、何もすることはない。
金を持ったまま死ぬのは、信用に足らぬことだ!!という遺言だけは残そうと思う。