賃金上昇や働きやすい環境整備に期待


給付金
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物価上昇への配慮以外にも、ここ数年はコロナ禍もあり、さまざまな給付金制度が行われました。今後も社会、経済の情勢は変化します。その都度、また新たな給付金制度を行うのか?そしてその給付金が一定の効果につながるのか?その財源はどうなるのか?といった懐疑的な見方もあります。

各世帯がある程度物価高騰や経済状況の変化に対応できるように貯蓄をしておく、そして物価上昇に連動し、賃金が上昇していくというのが理想ですが、やはりそう簡単なことではありません。特にひとり親の場合、子どもが小さい時は働きたくても思うように働けないという状況もあります。

現在はさまざまな業種で人手不足が問題となっています。また、在宅ワークなど働き方も多様化しています。求人をしている企業と働きたいひとり親などがうまくマッチし、そして小さい子どもがいても働ける環境がより一層整っていくことに期待したいところです。

このような生活支援のための給付金が無くても安心して生活できるようにしていくために、日々どうすべきか。こういった課題と各家庭が常に向き合っておきたいですね。