3.iDeCoの掛金は「社会保険料等の金額」欄に記載


健康保険
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源泉徴収票を見て意外と高いことに驚かされるのが、社会保険料です。健康保険、厚生年金、雇用保険などの保険料の1年間の合計額ですが、この同じ額を会社も負担しています。

社会保険料は、労使折半なので皆さんは保険料の半額しか負担していません。自営業者は全額自己負担なので、半額会社が負担してくれていることは会社員の特権ともいえますね。

この社会保険料、高いと感じるかもしれませんが、家族の健康と将来の生活のためと考えれば決して高くないと思います。

また最近話題のiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入している人は、その掛金が「社会保険料等の金額」欄に追加で記載されているので、併せて確かめてみてください。

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⇒まとめ~年末調整に漏れがあったら確定申告を~

どうでしたか? いつも何気なく見ていた源泉徴収票も、細かくチェックしていくと奥が深いものです。

もし控除証明書などの提出漏れがあった場合は、2月16日から3月15日までの間にご自身で確定申告をしましょう。また、昨年会社を退職して年末調整を受けていない人も、必ず確定申告をしてください。給与天引きで引かれ過ぎた税金が還付されるかもしれません。

最後に、この源泉徴収票はどんな場面で必要になってくるか分かりませんので、1年間は大切に保管しておきましょう。