街中にある「コインランドリー」と自宅の「家庭用洗濯機」。どちらの方がコスパが良いか、または安いか考えたことはありますか。
本記事ではコインランドリーと洗濯機の洗浄力など、それぞれの最新事情を交えながら料金を比較。また、洗濯の仕方で水道代や電気代を節約できるお得な裏技もご紹介します。

最新のコインランドリーの特徴


大型洗濯機が5つ並ぶコインランドリー
【画像出典元】「malajscy- stock.adobe.com」

近頃のコインランドリーは、単に洗濯機が置いてあるだけでなく、さまざまなサービスや設備が用意されています。

<最新のコインランドリーのサービスや設備例>
・スマホから洗濯の状況を確認できる
・自宅まで洗濯物を回収しに来てくれ、洗濯後に配達してくれる「洗濯代行宅配サービス」を用意
・カフェ、ワークショップ、ヨガ教室、シャワー、マッサージルーム、キッズスペースなどを設置
・ショッピングモールに併設
・各種電子マネー支払いに対応
・24時間365日営業
 など

特にスマホとコインランドリーとの連携サービスを充実させる店舗が増えています。スマホで洗濯状況を確認しながら待ち時間に買い物をするなど、時間を有効活用できる場合も。

コインランドリー自体も増えている

厚生労働省が公表する「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」によれば、全国のコインランドリー総数は平成8年度1万228店舗→平成25年度1万6693店舗となり、年々増加傾向にあることがうかがえます。

単身者の増加、女性の社会進出などライフスタイルが変化したことにより、週末などにまとめて洗濯のできるコインランドリーの需要が高まっていると考えられています。

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最新の家庭用洗濯機の特徴


青いアクセントのある近未来的なドラム型洗濯機
【画像出典元】「Vlad Kochelaevskiy- stock.adobe.com」

自宅で使う「家庭用洗濯機」も進化を続けています。

<最新の洗濯機の機能例>
・洗剤・柔軟剤の自動投入機能
・無線LAN機能を備え、スマホやPCから遠隔操作可能
・ウルトラファインバブル(ナノバブル)での洗浄
・AIによる最適な洗浄サポート
・省エネ、節水、静音化
・洗練されたスタイリッシュなデザイン など

「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」は、洗剤パックの中身を最初に全部投入し、あとは洗濯のたびに洗濯物の量に応じて洗濯槽に自動で洗剤が投入されるというもの。洗剤を計量する必要がなく、一度利用するとその便利さに圧倒されます。

また、洗濯機にも無線LANやAIによるコンピューター制御技術が投入されはじめており、スマホやとPCと連動させ、これまでにない高度な洗浄が指示できるようにもなっています。