【美文字を書く裏ワザ】劇的!なぞるだけ!「祝儀袋の文字」を必ず美しく書けるライフハックがスゴい!

ちょっとしたメモをとる時や、自分しか見ない日記を書く時などはさほど気にならない自分の字。でも、例えばご祝儀袋などに一筆認める時、改めて自分の字の独特さ(優しい言い方)に気づかされて落ち込むこと、ありませんか?技術が進み、ほとんどパソコンやスマホで何でもできてしまう時代ではありますが、だからこそ心を込めて「手書き」した時の文字は美しくありたい。そんな願いを叶えるライフハック、試してみました。

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慣れない手書きな上に筆ペンというレベルの高さ

ご祝儀袋やのし紙などに名前を書いたり、一筆何か添えたりする時の緊張感ったらないですよね。
ただ文字を書くだけなのに、「あれ?ペンの握り方ってこうで良かったっけ?」とか「一画目はこの位置で大丈夫?」から始まり、
「あ!ここの払いがこんなに大きくなったら、それにあわせてこっちが大きくなるから…」とか考え始めて、最終的には文字の大きさがバラバラ、そもそも字が変、ということになりがち。

筆者もそれには度々悩まされていて、ご祝儀などを用意する時は必ず「書き損じ用」に予備を2~3個買っておく始末。
無駄になるかなと思いきや、結局納得のいく文字がかけず、全部使い切った上で妥協したものを使うということもままあります。

そんな悩みを解消するライフハックとして話題なのが、Xユーザーの塩くまさんによる「美しい筆文字を書く方法」です。

こちらがX(旧Twitter)2.7万いいね!されています。

斜め上の発想!その手があったか!と膝を打ちたくなるその方法とは

この方法、特別に道具として準備するのはスマホだけです。

例えば、「御年賀」と書かれた文字をスマホに表示させて、それを紙で透かしてなぞっちゃおうというものなのです。

こういう、よくある画像をネットから拾ってきて

紙を上から被せると、確かに透けてる!
こちら、スマホの明るさ調整で最大限明るくすることでかなり見やすくなります。

あとはこれをなぞるだけ、というシンプルかつイージーな方法なのです。

こちら、わたしが先ほどの御年賀を「見ながら」書いたもの。

うん。悪くないんじゃない?これなら上出来じゃない?と自画自賛したくなりますが、どことなく左にねじれている気もします。

そしてこちら、先ほどの御年賀を「写した」もの。

お分かりいただけるでしょうか。
明らかにこちらの方が自信に満ちています。
ただ、左にねじれている感じはまだあるようなので、少し練習が必要、ということでしょうか。

並べてみました。左から、見て書いたもの、透かしたもの、お手本。
ぎょうにん偏の払いの距離感や、一画一画の密度などにご注目ください。
当然のことながら、透かした方が文字のバランスは良いように思えます。

崩すことでこなれ感も演出

やはり大人の嗜みとして、ちょっと崩した文字もさらりと美しく書けると良いですよね。
というわけでこちらの文字に挑戦。

これはだいぶ難しいだろうなと予想できますが…

同じく「見ながら」書いた御年賀(崩しver.)

よくないですね。
普段書かないくせに無理やりやってみたという感じがヒシヒシと伝わってきます。
「御年賀」とは別のメッセージを運んでしまいそう。

続いて「透かして」書いた御年賀(崩しver.)

ご覧ください、このこなれ感。
特に「御」のバランスが段違い。
「え?わたし、御年賀出す時はいつもこの字ですけど?」という顔で出せそうです。

並べました。左から、見て書いたもの、透かしたもの、お手本。
明らかに良くなっているのが見てとれます。

応用すれば、こんなことも

英語の筆記体とか、ちょっとしたサインとかでカッコつけたい時にも応用できます。
例えばこちら。筆者の名前を書いてみました。

実に良い。

遊び心あり。

要練習ではありますが、あらゆる字体でサインが可能。
ちなみにこれらは全て、「Font Meme」というサイトにあった無料で使えるツールを使用して書きました。
テキストを入力し、好きなフォントを選ぶと、そのフォントでテキストを書き出してくれるというもの。
お遊びにも使えますね。

文字が整い、心も整う。このライフハックでもう手書きに悩まない!

自分一人では絶対に書けなかったようなきれいな字が、この方法ならたやすく書けてしまいます。
しかも、無心で文字をなぞる時間は心のデトックスにもなったかも。

油性ペンや薄い紙を使用するなどでインクがスマホにつきそうな場合は、ラップなどでスマホを保護すると安心だそうです。
個人的には、ボールペンなどでなぞる場合は筆圧にも気を付けないといけないと思いました。

一つ難点があるとすれば、写す時に紙越しでもスマホ画面に触れてしまうと、ずれたり大きさが変わったりします。
スマホよりタブレットを使って、完全に手を浮かせて書けるようにした方が書きやすいかもしれません。
ご自身の一番やりやすい方法を探してみてくださいませ。