【未唯mieさんインタビュー】1週間でオイルを500ml消費!?美スタイルの秘訣は運動…ではなく「よい姿勢」!

1970年代後半に爆発的なブームを巻き起こした「ピンク・レディー」の未唯mieさんにインタビューしてきました!解散後はソロで歌手活動をおこないながら、ドラマや映画、舞台などで活躍の場を広げている未唯mieさんですが、新年からは「新春‟Pink Lady Night”2024」のライブ公演も控えているそう。今回は、65歳になってもパワフルで美しい未唯mieさんにスタイルキープと健康維持の秘訣について伺いました!

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実は、運動が大の苦手なんです(笑)

——ピンク・レディーの激しいダンスはもちろんのこと、2021年には日本舞踊の名取に。更に今年はドラマでベリーダンスも披露されていますが、美しいスタイルの秘密はやはり身体を動かすことでしょうか?

実はわたし、運動と名の付くものは大の苦手なんです(笑)。ですから、わざわざ身体を動かすことは極力避けているんですよ。代わりに若い頃からずっと続けているのは、良い姿勢でいることです。背筋を伸ばすということは、腹筋や背筋をはじめとする全身の筋肉を使います。つまり、筋トレしなくても自然に鍛えられるというわけです。姿勢が良いと内臓を圧迫しないので負担をかけないし、立ち振る舞いが美しく見える。一石二鳥どころか、何鳥にもなるんです!

プラスして、最近はボーンメソッドというエクササイズを行っています。

——ボーンメソッド?

骨に意識を持って関節を動かすという、正しく身体を使うための体操です。痛くないし、座ったまま、寝っ転がったままできるものも多いし、体力も使わない。楽ちんだから続けられる、運動が嫌いなわたし向きのエクササイズなんです。

——パワフルに踊っていらっしゃる未唯mieさんが「運動が嫌い」というのは意外ですね!

わたしにとって、踊ることと運動はまったく別のもの。踊ることで結果的に身体を動かしているという感じでしょうか。
ですからステージの予定がないと、まったく踊らないことになります。
コロナ禍に入った最初の1年はライブができなくて、ずっとお家で大好きなテレビゲームをやっていたら4キロくらい太ってしまって…(笑)。
これじゃダメだ! 1年も無駄にしちゃった!! こんな時だからこそできることはないかしら!? と、以前から続けていた日本舞踊に本腰を入れたんです。

——日本舞踊を始めたきっかけは?

2010年から毎年お正月におこなっている「ピンク・レディーナイト」というライブで着物を着るのですが、せっかくだったら着物の所作がきれいにできたらいいなと、先生について習い始めたんです。
それまでやってきたダンスとは使う筋肉が違うので、大変だったけど勉強になりました。たとえば立つという動きも、ダンスだったら反動を使うことが多いけれど、日本舞踊は体幹を使ってスッと立つんですね。
2023年、ドラマ「セクシー田中さん」で踊ったベリーダンスも、これまでやってきたダンスとは違うところがたくさんあって、苦労したけど楽しかったです。

良いオイルを摂って潤いチャージ

 ——お食事についてはどうですか? 40年以上、1日1食だと伺ったのですが…。

「空腹を感じたときに、体が欲するものをおなかいっぱい食べる」というのがわたしの食事スタイルです。そして胃に食べ物が入った状態で動くと調子が良くないので、食事は仕事を終えた夜。わたしにはこの食べ方が合っているようです。

もっと食べ物の知識を得たいと、2018年に食育実践マイスターコースの認定を修了しました。このときに改めて知ったのはオイルに対する考え方です。
それまで、脂質の高いオイルは太ってしまうと思っていたのですが、フレッシュなオイルは脂肪燃焼のスイッチになると知り、以来バージンオリーブオイルやえごま油などを積極的に摂るようになりました。500mlのボトルを一週間ほどで使い切ります。良いオイルを摂ることはお肌にも、身体にも潤いを与えてくれていると感じますね。

”初めて”から生まれる「ワクワク」を大切に

——年齢を重ねることで、気づいたこと、良かったと感じることはありますか?

10代、20代だからできたこと、持っていたものはたくさんあると思いますが、逆にわからなかったこともたくさんあると思うんです。そして、50代、60代になるとできなくなることや失うものもあるけれど、それらと引き換えに多くの経験と喜びを知っている。これから70代、80代とさらに年齢を重ねることで、もっと様々なことを知ることになるのが、とても楽しみです!

——これからやってみたいことや、目標はありますか?

若いときでしたら、将来に向けた目標が大事なんでしょうけど、今からだと目標にたどり着けないとがっかりしてしまいます。ですから、これからは向こうからやってくる「ワクワク」を大切にしたいと思っているんです。
「ワクワク」に出会うチャンスはどこにでもあります。いつもと違う道や、入ったことがないレストラン……。そんなちょっとした〝初めて〟から生まれる「ワクワク」を見逃さないように、ピン!とアンテナを立てて生きていきたいと思っています。

 ※未唯mieさんのインタビューは、月刊誌『家の光』2024年2月号にも掲載されます。
http://www.ienohikari.net/press/hikari/yokoku/

仙波清彦 Produce 未唯mie Sings「新春‟Pink Lady Night”2024」

〈横浜〉1月6日(土) Billboard Live 横浜
問:0570-05-6565
〈大阪〉1月13日(土) Billboard Live OSAKA
問:06-6342-7722
https://www.billboard-live.com/
〈東京〉1月20日(土)・1月21日(日) BLUES ALLEY JAPAN
問:03-5740-6041(予約専用)
https://www.bluesalley.co.jp/