マインドフルネスの方法

マインドフルネスを始めるにあたって、具体的にどのような方法で行なえばいいのでしょうか。

ここからは、マインドフルネスの主な方法をご紹介します。

瞑想

マインドフルネスの代表的な方法が「瞑想」です。

リラックスできる場所で胡坐をかいて座り、目を閉じます。鼻からゆっくりと息を吸って、口から吐くことを意識しましょう。

瞑想の時間は5分からが目安ですが、難しい方は1分程度からでも問題ありません。短い時間でも、自分の呼吸に意識を向け続けると、瞑想が終わった後に頭の中がクリアになったような感覚を覚えます。

慣れてくると、10分、20分と長く継続していても負担にならなくなってくるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。

ヨガ

瞑想と同じく、マインドフルネスの代表的な方法と言えるのが「ヨガ」です。ヨガと言えば、運動の一貫といったイメージが強いですが、実はマインドフルネスとしての一面もあります。

身体を気持ちよく伸ばしながら、自分の体の動きや呼吸に意識を向けるため、ヨガを楽しんでいる間はマインドフルネス状態になります。

運動不足を解消しつつ、マインドフルネスも実現できるといった一石二鳥なメリットがあります。

運動不足を感じている方は、ぜひヨガをマインドフルネスの方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

デスクに座って目を閉じるだけでもOK

マインドフルネスは必ずしも一人で行なわなければならないわけではないうえに、決まった形式も存在しません。本人がリラックスして行えるのであれば、どのような環境でもマインドフルネスは可能です。

そのため、仕事の休憩時間にデスクに座ったまま目を閉じて、深い呼吸をするだけでも十分マインドフルネスができます。

マインドフルネスのための時間を確保する必要がないため、忙しい方でも取り入れやすい方法でしょう。

とはいえ、周囲がざわついている環境で行う場合、なかなか自分の呼吸に意識を向けられなかったり、人の話し声に意識が向いてしまい、マインドフルネスにならないこともあります。

あくまでも自分が集中でき、心身がリラックスした状態になれる環境で行ないましょう。

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まとめ

本ページでは、マインドフルネスについてご紹介しました。手軽にできるにも関わらず、ストレス発散や集中力の向上などさまざまなメリットがあります。

実際、大手企業やベンチャー企業の中には、マインドフルネスの時間を設けていたり、経営者の多くが瞑想を実践していたりと、国内外を問わずに取り入れられています。

ぜひ、自分のメンタルに不調を感じたときや、ストレス過多に陥っている状況に気付いたとき、集中力が低下したと思ったときには、マインドフルネスにチャレンジしてみましょう。

粕谷麻衣

ライター・キャリアコンサルタント。「子育てと仕事を両立したい」「自分らしく働きたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」など、今どきの働き方にフォーカスした情報を発信。取材やインタビューを通して、リアルな声を追求していくことが好き。

自身は一児の子どもを持つシングルマザー。ワーキングマザーとしての人生を楽しく謳歌中。