「健康投資」という言葉を知っていますか?健康を維持するために若いうちから生活習慣の改善や健康な体づくりに投資していれば、年を重ねても医療費や介護費があまりかからずに済みます。 そこで本記事では、「健康」への「投資」について詳しく解説&おすすめの健康投資法を紹介したいと思います。

「健康投資」とは生活習慣を意識したり、運動したりすること


心電図ボタンを押す男性
【画像出典元】「kyo – stock.adobe.com」

投資というと、「お金」をかけるイメージがあるかもしれませんが、「健康投資」はお金だけではなく、「時間」や「労力」をかけることがメインと言えます。

将来、健康であるために運動をしたり、生活習慣を意識したりすることが健康投資の第一歩です。

(広告の後にも続きます)

健康への投資で鍵となるのが「健康寿命」

健康寿命とは、健康上の問題で生活が制限されることなく、起床や食事、入浴などの日常生活を送れる「健康的な期間」のことです。厚生労働省の発表によると、2019年の健康寿命は、男性が72.68歳、女性は75.38歳となり、2016年に行った前回調査よりも男性が0.54歳、女性は0.59歳延びています。

一般的な平均寿命と健康寿命との差は、男性が8.73歳、女性が12.06歳です。この期間は、日常生活において制限が生じやすく、介護や人の助けが必要になる可能性があるため、健康寿命を延ばすためには、平均寿命と健康寿命との差をなるべく短くすることが大切です。

※参考:厚生労働省「第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会 資料