シンプルなのに素敵、飾らないのにおしゃれ。そんな日常を切り取ったInstagramの投稿が人気のインフルエンサーのMOEさん。

MOEさんは日々、どのように暮らしているのでしょうか?そこで、MOEさんの生活を、レシピを交えて日記風にちょっぴりご紹介!

4月のMOEさんは生牡蠣やホワイトアスパラ、そして春らしいウフ・マヨネーズなど季節を感じるおうちごはんを楽しんだみたいですよ♪

 

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2月24日(土)オイスターバー気分で牡蠣を堪能!

3連休の中日にして唯一の上天気。

「今日のごはんは贅沢するぞ~!」ということで近所の鮮魚店へ。

少し並んで無事にお目当ての殻付き牡蠣を買い、盛り付け用のクラッシュアイスも入手。

最近1番お気に入りの器にクラッシュアイスを流し込み牡蠣とレモンを並べる。牡蠣は造形が強いので同じくらいパワーのある器を使ってかっこよく。

牡蠣のお供にはフリットとロメインレタスのサラダ。

柔らかく茹でて冷凍しておいた芋を黄金色になるまでじっくり揚げて、ピューター皿へ。

ロメインレタスにはアンチョビとオリーブオイル、少しのビネガーとたっぷりのパルミジャーノ。

カリッと揚がったフリットとおいしい生牡蠣、美しい器。

これ以上の幸せなんてあるのだろうか…と、本気で思ったおいしい夜。

 

■使用した器

牡蠣の器:ジャルダニエール@湯島『ATLAS antiques』

ナイフ:@湯島『ATLAS antiques』

フォーク・皿(手前):@京都『dialogue』

ワイングラス:木村硝子店 ピッコロシリーズ

 

2月24日(日)お菓子の王道は郷土菓子!

郷土料理や郷土菓子というものが好きです。

気候や風土、近隣諸国などの影響を色濃く受けて独自に進化した歴史を知るのも楽しく、図書館で出版物を借りてきたり、各国の料理レシピサイトで調べたりしています。

今日はイタリア・シチリアの郷土菓子である「ビスコッティ ディ マンドルレ」。

現地のレシピから20%お砂糖を減らして自分好みに調整。これでも十分甘く、コーヒーと相性抜群◎。

小麦粉が入らないのでしっかりと焼く必要がなく、外側カリッと中はしっとりのコントラストが良い感じ。

イタリアのお菓子はフランスよりも歴史が古いと言われており、シンプルで素朴なものが多く、そしてとても作りやすいのも好きな理由です。

 

■ビスコッティ・ディ・マンドルレのつくり方

<材料>12個分

・アーモンドパウダー:125g

・グラニュー糖:100g

・卵白:1個分

・オレンジの皮のすり下ろし:1/2個分 ※香りの良い国産の柑橘でも◎

・粉糖:適量

<作り方>

1.材料をすべてボウルに入れ、ひとまとめにする。

2.[1]を好きな形に手で丸める。

POINT

水を手に付けると成形しやすい。写真は俵型に成形して軽く天板に押しつけ、真ん中をつまんでへこませた形。

3.粉糖を全体に振り、180℃に予熱したオーブンで13分焼き、軽く焼き色がついたら完成。

 

■使用した器

ピューター皿:@平塚『antique shop menu』in大江戸骨董市

 

3月24日(日)ホワイトアスパラガスで春の訪れを祝う

行きつけの八百屋さんで国産のホワイトアスパラガスが格安で売られていた(嬉)。

好物が多い春野菜の中でも1、2位を争うほど愛しているホワイトアスパラガス。

定番のオランデーズソースやヴィネグレットも良いけど、今日は簡単に目玉焼きと食べる。

穂先の下からしっかりと厚めに皮を剥き、剥いた皮と一緒にじっくり茹でる(パスタ同様1%の塩を忘れずに)。

ヨーロッパの人達は1回の食事で1㎏(!)も食べるというホワイトアスパラガス。

サラダに入っている冷たいホワイトアスパラガスしか食べたことが無い方は、ぜひとも茹でたてのほわほわとした春の香りを感じて欲しい。

 

■ホワイトアスパラガスの目玉焼き添えの作り方

<材料>1人分

・ホワイトアスパラガス:好きなだけ

・塩:適量 ※湯に対し1%

・卵:お好みで ※今回は2個使用

・オリーブオイル:適量

パルミジャーノやからすみ、塩コショウなどお好みでトッピング

<作り方>

1.ホワイトアスパラガスが入る鍋、またはフライパンやバットなどに湯を沸かす。

2.アスパラは穂先のすぐ下からピーラーで厚めに皮を剥く(ピーラーが自然に止まる根本から1.5㎝ほどは切り落とす。

POINT

ヨーロッパ産の極太のものは2㎝~切ると◎。

3.[1]が沸騰したら塩、剥いた皮、切り落とした根元の部分を入れ、アスパラガスの根本の方だけ軽く茹でる。

POINT

アスパラガスをより白くしたい場合はレモンのスライス、風味を良くしたいときはバターをひとかけ加える。(今回はどちらも入れてません)。

4.アスパラガス全体を湯につけ、ナイフがスッと通るまで茹でる。

5.フライパンを熱し、目玉焼きを作る。

6.温めた皿(アスパラの鍋にフタのように乗せておくと良い)に水気を切ったアスパラ、目玉焼きをのせて好みでオリーブオイル、塩コショウ、またはチーズなどをトッピングしたら完成。

■使用した器

皿:リュネヴィル窯 ロレーヌ十字紋章皿(ネットオークション)

カトラリー:2月24日(土)と同じ

 

3月26日(火)花が彩る春のウフ・マヨネーズ

フランスには、ウフ・マヨネーズの伝統を守るべく設立された『Association pour la Safe de l’Œuf Mayonnaise 』(通称ASOM)という協会があり、毎年ウフ・マヨネーズの大会を行っている事をご存知でしょうか。

そのASOMが出した書籍『l’oeuf mayo recettes extraordinaires par 49 grands chefs』から着想を得た本日のウフマヨ。

いつものウフマヨに花を散らしただけなのに、ぐっとおめかし感が出て春らしいひと皿に。

菜の花を買ってきたらまずは水揚げし、数本残して花を咲かせるのがおすすめ。

 

■春のウフ・マヨネーズの目玉焼き添えの作り方

<材料>1人分

・卵:2個

・マヨネーズ:大さじ2

※MOEさんは自家製マヨネーズを使用。市販のマヨネーズを使う場合は味見をしながら分量を調整してください。

・ディジョンマスタード:小さじ1/2~

・アンチョビペースト:小さじ1/2

・はちみつ:小さじ1/4

・塩:適量

・菜の花:適量

※フレッシュなパクチーやディルもおすすめ

<作り方>

1.冷蔵庫から出したての卵を熱湯で7分茹でる。

2.茹で上がった卵の殻をむき、薄く満遍なく塩をふる。

3.味を見ながらマヨネーズに調味料を少しずつ加え、好みの味に調える。4.卵の底面を少しだけ削いで皿にのせ、上からマヨネーズソースをかける。5.好みでパルミジャーノを削り、花を散らす。

■使用した器

皿:サルグミンヌ(仏)@京都『dialogue』

 

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冬から春にかけて、季節の味を存分に楽しんだMOEさん。

材料を揃えればオイスターバー気分を味わえるし、花を添えるだけでいつものメニューが一気に春らしく。

食事から季節を味わうことも幸せなひとときですよね。