人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。

ある日、喉の出っ張りが気になった和田さん。総合病院の医師から甲状腺にできた腫瘍が原因で「手術をして取る必要がある」と言われました。入院した翌日に手術。うまくいくのか、結果はどうなるのかなど、心配なことが山ほどあったのに、なぜか手術着のことが気になって……。

夫はしっかりしているようで天然なところが…

なぜか手術着のことを考えながら、全身麻酔で深い眠りに落ちていった私。
目が覚めるとそこは……。



夫がいない……。
うちの夫は一見しっかりしているように見えるのですが、ちょっと天然というか、抜けているというか、ここぞというときにあまり人がしないようなおかしな行動をとってしまう人なのです。

私はベッドから1歩も動けない状態。
私の携帯電話を入れた貴重品ボックスの鍵を持っているのは夫。
そもそも夫は携帯電話の電源を切っているので、電話がつながらない。

看護師さんも困っているし、私も困るし、気が気ではありませんでした。
なぜ手術直後にこんなことで気をもまなくてはならないのか……。
心細さや心配とともに、湧き上がる怒り。
夫よ、どこへ行ったんだ〜!!

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手術後、麻酔から目が覚めて夫がいないと聞かされたら、それはとても驚きますよね。旦那さんはたまたま席を外しただけかもしれませんが、だとしてもあまりにもタイミングが悪すぎたようです。

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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者/和田 フミ江(46歳)
イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。