2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。

エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。しかし、記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。退院後の入居施設も見つかりました。後日、入居可の返答が届き、話が進む中、病院からお父さんが発作を起こしたと連絡が! さらに、治療のためなんと最初の病院へ転院が決定。「振り出しに戻った」と泣き笑いのエェコさん。しかもお父さん、転院先で暴れてしまい、鎮静剤を打たねばならない状況に。不安に駆られたエェコさんが叔母さんに電話をすると、覚悟をしておくよう言われて大ショック。挙句の果てに、ゲッソリして帰宅したエェコさんを迎えたのは、お父さんの入院費や定期購読していた健康医薬品の請求書。さらに、お父さんのスマホを解約しようとするも、途中解約金などの支払いが生じるのは必須。支払いだけでなく、代理解約にも問題が山積み。何通もの書類を提出しなければいけないのです。ところが、戸籍謄本を持って携帯電話会社に向かうと、代筆のため電話で本人確認が必要なのだとか。病気で電話確認ができない状態だから代筆をしたのに!? すると、委任状を本人に成り代わってもう一度書き直すよう言われたのです。翌日、ほうほうのていで別店舗に行くと、丁寧な対応で、メンタル激弱になっていたエェコさんは店内で号泣してしまったのでした。

ソーシャルワーカーさんと再会

スマホ本体の残額や違約金は、覚悟していた10万ではなく、2万弱で済みました。それでも痛い出費ではありますが、ほっとしたエェコさんは新機種を紹介され、結果、節約可能なプランで新たなスマホを購入。人当たりの良い店員さんは、営業力もバッチリだったのです。その後向かったのは……?

















携帯電話店の次は病院。既知のソーシャルワーカーさんとの再会です。生活保護のこと、役所との連携の依頼、転院先の希望、父の様子など、話すことはたくさん……。

「お葬式の準備、したほうがいいレベルですか……?」とガクブルで尋ねた私に、ソーシャルワーカーさんは「回復してきて気力に満ちあふれているらしいです」と笑顔。あのときは、その言葉に心底ホッとしました。

--------------
エェコさん、お父さんのことを知っているソーシャルワーカーさんに再会し、少し安心できたようです。口にするのも怖いくらいの質問を、覚悟を決めて尋ねたエェコさんの心中は察して余りあります。しかし、心配していたより容態もいいとのこと。このままお父さんが回復に向かってくれるといいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/エェコ
2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。