52歳主婦、四国八十八ヶ所お遍路デビュー!服装は白装束を買うの?作法は難しい?

弘法大師が開創した、四国八十八ヶ所霊場を巡礼する四国遍路。今では外国人や若者のお遍路さんもみられ、多くの方にとって、身近な文化となっています。 とうとうわたしも、お遍路デビューしました!

願いは行動することで叶う

わたしは四国生まれの四国育ちです。いつか、四国八十八ヶ所霊場をまわるのが夢でした。 

能登半島地震からはじまった今年(2024年)、日に日にその思いが強くなっていました。 

思い立ったら、とにかく行動してみるのが信条です。ネットで地元の旅行会社のHPから、わたしにぴったりのツアーを発見! 

今回参加を決めたツアーは、最寄り駅発着のバスツアーです。週末ごとに日帰り、あるいは一泊二日の日程で、合計10回参加すると、八十八ヶ所すべての札所をまわることができます。 

そして、今年はうるう年。うるう年の四国巡礼は、「逆打ち」といい、八十八番札所からスタートして、順に一番札所までさかのぼります。

一説によると、通常の順打ちの3倍ご利益があるとか。このことを、わたしは知りませんでしたが、よいめぐりあわせに恵まれました。 

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わたしのお遍路スタイル

参加を申し込んだのがツアーの直前だったので、あわてて準備を始めました。 

お遍路も、はじめから本格的に一式揃えると、結構お金がかかります。ガイドブックやネット情報を見ていると、あれもこれも揃えたくなるけれど、ぐっとガマン。

わたしはあらかじめ設定した予算の中で、やりくりして準備をすすめました。

お遍路さんの服装といえば、白装束で笠をかぶり、杖を持つのがオーソドックスなスタイルですが、わたしが参加したツアーは、服装の制限がありませんでした。

上下とも手持ちの白っぽい服に、「輪袈裟」と呼ばれる簡易の袈裟をつけ、数珠を持つ自己流お遍路スタイルです。