初夏、一年でも最も庭が華やかになる季節です。特にガーデンの主役として存在感を放つバラの花も最盛期を迎え、日々ガーデナーの目を楽しませてくれています。満開のバラをより美しく咲かせるためには、日々の手入れが欠かせません。美しい庭をつくるベテランガーデナーに、バラを花付きよく咲かせ、丈夫に育てる秘訣を取材しました。

夢のように美しいクリニックの庭


初夏の庭を華麗に彩るバラの花々。右の赤いバラは‘フレーズ’、淡いピンクのバラは‘プリュム’。

どこを見てもまるで一幅の絵画のように美しく咲き誇るバラや季節の花々…。かぐわしい香りのバラはどれも贅沢に花を咲かせ、庭を彩る宿根草や一年草は初夏の爽やかな風に揺れています。ここは、鳥取県米子市でガーデニストの面谷ひとみさんが丹精する面谷内科・循環器内科クリニックの初夏の庭。患者さんに癒やしを与えられるよう、面谷さんは日々の手入れに励みます。春はチューリップなどの球根、夏はポピーなど、季節によりさまざまな花々が咲き継ぐ美しいクリニックの庭で、初夏の主役となるのはバラの花。構造物に絡むつるバラや、宿根草と混ざり咲く木立ち性のバラが満開を迎えます。


ぼれるように咲くコテージローズ。

雪が降り積もったかのように小輪の花をいっぱいにつける‘ポールズ・ヒマラヤン・ムスク’や、‘セプタード・アイル’ ‘ジャック・カルティエ’をはじめとする香りのよいイングリッシュローズやオールドローズなど、庭に取り入れられているバラの品種は100種以上。どれもが生き生きと枝を伸ばし、見事な花を咲かせます。バラ栽培では薬剤の使用が効果的ですが、さまざまな体調の人が訪れる「クリニックの庭」という性質上、面谷さんの庭づくりは無農薬での栽培が基本。無農薬栽培なので、季節には花を摘んでバラジャム作りも楽しんでいます。薬剤を使わずにバラを美しく咲かせるためには、害虫や病気をなるべく寄せ付けないよう、バラ自体が健康で丈夫であることが第一です。

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ベテランガーデナーも高評価! バラをより美しく咲かせる「マイローズばらの天然有機肥料」 

バラは“肥料食い”といわれるほど、生育に合わせた適切な肥料やりが大切な植物。「肥料をやるとやらないとでは花のつき方が違うので、バラ栽培では肥料は必須です」と、面谷さんもその重要性を実感しています。そこで今年、面谷さんがバラの肥料として取り入れたのが、2024年に発売されたばかりの「マイローズばらの天然有機肥料」。バラに最適な養分をしっかり含み、土壌改良効果も期待できる100%有機質肥料です。「特に私の暮らす山陰は日照時間が少なく、春の植物のスタートが遅いので、成長を助けてくれる肥料を与え、5月の開花時期へとつなげるため、必ず肥料を与えます。『マイローズばらの天然有機肥料』は初めて使用してみましたが、粒状なので、とても使いやすかったです! 今年の花の季節が楽しみです。」


「春に培養土とセットで、土に混ぜ込んで使いました」と面谷さん。