イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、最近フカザワさんがビビった目の現象についてお届けします。

目を閉じてもキラキラは消えない

夜中にテレビを見ていたときに、突然視界にキラキラが現れたフカザワさん。
驚いて検索してみると……。





なんだか四字熟語みたいですが、閃輝暗点(せんきあんてん)なんて現象、知らなかった!

私は夜中にテレビを見ていたときに閃輝暗点になったのですが、突然視界にキラキラしたものが現れまして。
「え? 何これ?」って感じで、初めは訳がわからず。
目を閉じてもキラキラが消えないし、視界がキラキラで一部欠けるので気になってしょうがなくて……。

そのときは10分ぐらいしたら自然と治まったのでホッとして寝たのですが、気になって後日「視界 キラキラ」で検索したら、一発で閃輝暗点が出てきたという次第なのです。

閃輝暗点とは、突然視野の中にギザギザ・キラキラした光の波が現れて、それが広がり、その部分が暗くなって見えなくなる現象のようです。なんでも脳の血管の収縮・拡張が原因と考えられているそうで、片頭痛の前兆で出ることも多いのだそう。

でも脳の病気の場合もあるそうなので、気になるときは病院に行ったほうが良いみたいです。

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ストレスや睡眠不足などが影響!?

幸い私はそれ以来、閃輝暗点が起きていないのですが、目じゃなくて脳が原因の現象だと聞くとちょっとドキドキしてしまいますね。

ストレスや睡眠不足などが影響して閃輝暗点が起こる場合もあるそうで、Xで「閃輝暗点」で検索してみると「閃輝暗点、久々来た~」「また閃輝暗点だ~」って投稿している人も意外と多くて、そんなにめちゃめちゃ珍しい現象でもないのかな?

私はこのときは夜更かししていて、なおかつ目を酷使していたのが良くなかったのかなぁとも思うのですが、こんな症状の出方もあるなんて人間の体って謎すぎる!

痛いとかかゆいとかの不調もつらいけど、こういう訳のわからない症状は気持ち的に不安になってしまって嫌なものですね。

閃輝暗点、もうなりませんように〜!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

【菊池先生からのアドバイス】
閃輝暗点の原因は、主にストレスが考えられます。そのほか、疲労、飲酒、チョコレートやチーズなどの摂取によって誘引される場合もあります。症状が起こった場合はとにかく安静にすることです。片頭痛が起こる前兆として現れることがありますが、頭痛を伴わない場合は脳梗塞や脳腫瘍、一過性の脳循環障害が原因の場合があります。症状が長引く、頻度が増えたなど気になる症状があれば、神経内科、脳神経外科、頭痛外来で精密検査を受けましょう。

著者/フカザワ ナオコ(51歳)
イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973