「ラデュレ」日比谷店 サロン・ド・テでスペシャルアフタヌーンティーを

1862年にパリで創業し、パリのサロン・ド・テの歴史を築き上げてきた「ラデュレ」が4月27日、東京・日比谷にオープンした。色があふれる菓子にインテリア。フランスの美食とアール・ド・ヴィーヴルが凝縮された、夢のような世界が楽しめる。

2008年7月に日本第1号店として銀座三越にオープンしたサロン・ド・テが2023年8月末に惜しまれながら閉店。この日比谷店は、東京でサロン・ド・テを併設する初の新店舗だ。

店内のガラスケースには、色とりどりのマカロンやケーキが並ぶ。続くサロン・ド・テは46席あり、淡いラデュレ・グリーンの壁や、フランス式寄せ木張りの床など、「ラデュレ」を象徴するエッセンスに囲まれ、パリの雰囲気を満喫できる。

6月30日までの日比谷店限定の品もそろう。2021年に「ラデュレ」のシェフ・パティシエに就任したジュリアン・アルバレスが生み出した品々だ。「タルト・オ・ショコラ」はタルト生地に、カカオニブのクランチ、チョコレートと焦がしバターのビスキュイ、濃厚なガナッシュを重ね、カカオの実を模したチョコレートのデコレーションとビスキュイ・トリュフを添えた。また、「ペピット・イスパハン」はフランボワーズのコンフィとライチを、マスカルポーネのシャンティクリーム、ローズとフランボワーズのシュトロイゼルで包んだ。

またココナツをまぶした二つのマカロン・コックに、レモングラスが香るココナツ風味のクリームを挟んだ「ココ・シトロネル」、二つのマカロン・コックにほんのりオリーブオイルが香るダークチョコレートのガナッシュを挟んだ「ショコラ・オリーブ」という、日比谷店限定マカロンも販売(6月30日まで)

そして、スペシャルアフタヌーンティー「オデッセイ」も楽しみたい。日比谷店限定マカロンやパティスリー、さらにセイボリーに飲み物がついており、華やかさも味わえる。

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