若いころにはなかった肩凝り。家事や育児に追われ、肩凝りをほぐすことなくバタバタと過ごすうちに、張っていると感じるだけの肩凝りが痛みや頭痛にまで発展していることに気付きました。つらい頭痛と肩凝りから抜け出した私の体験談をお話しします。

肩凝りを放置する日々でいつの間にか頭痛に!



家事に育児にと、基本的に前かがみの姿勢でいることが多い生活を何年も続けていました。肩が凝っているのはわかっていても、バタバタとした日々にほぐすことなく放置することも度々ありました。それでも30代前半ぐらいまでは、放置していてもたまに夫にもんでもらって、ほぐすだけで事なきを得ていました。

ところが30代後半に差し掛かるあたりから肩凝りをほぐせないどころか、たまに頭が痛くなるように。初めは頭痛の原因が肩凝りにあるとはまったく思わず、痛み止めを飲んだり横になったりしてしのいでいました。

そんなある日、お風呂で温まりながら頭の痛い箇所をぐっと指で押してみたとき、気付いたのです。頭を押すと肩も痛いというか刺激されているようで、頭から肩までつながっているような気がしました。また、肩がほぐれているときは頭痛がしていなかったということと、肩凝りの凝り具合と頭痛の強さが比例していることにも気付いたのです。私は恐い病気でも隠れているのかもしれないと内心ビクビクしながら生活していたので、頭痛の原因がわかって少しホッとしました。

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マッサージチェアでもんでもすぐまた肩が凝る!

頭痛の原因がわかっても、肝心の肩凝りがなかなか良くならないので、つらさは同じでした。市販の肩もみグッズを買ってみても、使っている間は「あー気持ち良いわー」となるのですが、凝りがちゃんとほぐれるわけでもなく、その場しのぎにしかなりませんでした。流行っていた電動マッサージクッションを使っても同じでした。

そのころ、まとまった額の臨時収入があり、気が大きくなってマッサージチェアを購入しました。全身の凝りをほぐしてくれるものです。人の手でもんでくれるようなコースもあり、マッサージに通う暇もない私にはうってつけでした。たった15分のマッサージ時間は、私にとってはかなり癒やしの時間になりました。こんなに気持ち良いんだから肩凝りや頭痛もなくなるんじゃないか、そんな期待を抱いていたのです。

しかし、全身を癒やすマッサージチェアを使っても、私の肩凝りはそのときだけ良くなって、次の日にはまた肩がパンパンに凝ってしまいました。