Mame Kurogouchiが24SSの“陶器アクセサリー”を抽選販売。青山店でインスピレーション展も開催

Mame Kurogouchiが2024年春夏コレクション“Fragments”の発売を記念して、2024年5月15日(水)から6月9日(日)までの期間、 Mame Kurogouchi Aoyamaにて同コレクションのインスピレーションソースの展示を開催。それに合わせ、陶器を用いた限定ジュエリーをオンラインで抽選販売する。

2024年春夏コレクション “Fragments”

Mame Kurogouchi 2024年春夏コレクション“Fragments”は、昨年9月に開催されたパリ・ファッションウィークの公式スケジュール内で発表。テーマは17世紀初期に生まれ、日本最初の磁器と言われる「初期伊万里」。Mame Kurogouchi らしい日本の技術力を込めた美しいテキスタイルで、「初期伊万里」が持つ静謐(せいひつ)な美しさを洋服に落とし込んだ。


OGATA Parisで開催されたインスピレーション展示

器に描かれていた風景をニットの柄にしたり、ガラス質の釉薬(ゆうやく)をかけた磁器を思わせる光沢をとろけるようなラメジャージー素材で表現したり。ホワイトやミントグリーンといった淡い色は、「初期伊万里」の色味からインスパイアされたものだ。

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インスピレーション源を展示

Mame Kurogouchiでは2023年春夏コレクションから、デザイナーである黒河内真衣子のインスピレーション源の展示を開催している。2024年春夏コレクションでは、「HIGASHIYA」や「八雲茶寮」を手がけたことでも知られる、建築家の緒方慎一郎氏が監修した複合ブティック「OGATA Paris」を会場に、ランウェイショーとインスピレーション源の展示を行った。Mame Kurogouchi Aoyamaでの展示は、パリでメディア向けに開催された展示を再構成したものとなる。


OGATA Parisで開催されたインスピレーション展示


OGATA Parisで開催されたインスピレーション展示

「初期伊万里」の陶片、現代作家によるうつわ、黒河内がつづったダイアリーの抜粋、ファブリックの試作品、書籍などを展示。異なる時代・ものづくりの軌跡を並べて展示することで、デザイナーの思考が熟成し、コレクションが形作られていく過程をのぞき見ることができる。