◆近藤不振で露呈した侍ジャパンの“2番打者問題”
侍ジャパンが解消したい2つ目の問題が「打順問題」である。1次ラウンドはメジャートリオ(大谷、鈴木、吉田)頼みだった打線だが、1番・大谷とクリーンアップの鈴木と吉田をつなぐ2番・近藤が機能しなかった。
1次ラウンドで近藤が残した成績は12打数0安打。選んだ四球も1つだけで、凡打の山を築いた。
井端監督は近藤を引き続き先発で起用するのかどうか、起用するとすればどの打順に据えるのか。もし近藤の打順を下げるなら、誰に2番を任せるのかなどがポイントとなりそうだ。
大谷の後ろに好調な打者を置かなければ、相手投手も大谷との真っ向勝負を避ける可能性が高まるだけに、2番打者が結果を残せるかどうかが侍ジャパンの命運を握るといっても過言ではない。
ちなみにオーストラリア戦は近藤と鈴木の打順を入れ替えて臨んだが、決勝トーナメントでも鈴木を2番に置く可能性は十分考えられるだろう。上位の打順については井端監督もギリギリまで頭を悩ませるはずだ。
◆大谷へつなぐ重要打順、9番打者の起用にも注目
また、2番と同じくらい重要なのが9番打者。1次ラウンドでは基本的に捕手が務めたが、1番・大谷につながる打順だけに、打撃好調の源田壮亮(西武)か、長打も期待できる牧秀悟(DeNA)を置いても面白いのではないか。相手投手の意識が次打者の大谷に向いている分、コースが甘くなる確率も上がるというもの。9番にはより打てる選手を入れるべきだろう。

