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室内引き戸リフォームはいくらかかる?費用相場や工法、費用を左右する要因を解説

室内引き戸リフォームはいくらかかる?費用相場や工法、費用を左右する要因を解説

3.どれが使いやすい?引き戸の代表的な「種類」

引き戸にはいくつか種類があり、それぞれ開き方や必要なスペースが異なるため、設置する場所や目的によって適したタイプを選ぶことが重要です。

3-1.片引き戸|省スペースでどんな部屋にも馴染みやすい

引き戸の中でもっとも一般的なのが、戸を左右どちらか一方にスライドして開閉する「片引き戸」です。

シンプルな構造で開き戸からの変更にも対応しやすく、費用と使いやすさのバランスに優れています。費用をできるだけ抑えたいなら、片引き戸がおすすめです。
リビングはもちろん、洗面脱衣室やトイレなどにも設置できます。

3-2.引き違い戸|左右どちらからでも開閉できる

「引き違い戸」は、2枚の戸を左右にスライドさせて開閉するタイプの引き戸です。
戸は左右どちらからでも開閉でき、動線に合わせて柔軟に使えるのが特徴。開口部も広く取れるので、物の出し入れが多いパントリーやクローゼットなどに多く採用されています。

また、部屋の幅に合わせて戸を3枚、4枚と増やすことができるので、必要に応じて空間を仕切ったり、大きく開放したりと、用途に応じた使い方ができます。
場面に応じて部屋を区切りたいときなどにおすすめです。

3-3.両引き戸(両開き)|中央から大きく開き、開放感のある空間に

「両引き戸(両開き)」は文字通り、中央から左右に戸をスライドさせて開閉するタイプの引き戸です。
開口部を広く確保しやすく、隣接する2つの部屋をゆるやかに仕切りたい場合や、必要に応じて空間を一体的に使いたい場合に適しています。

ただし、戸を左右にスライドさせるための壁面スペースが両側に必要になるため、設置できる場所は限られます。また、家具を置けるスペースも減ってしまうため、間取りだけではなく、家具のレイアウトまで含めてプランニングが重要です。

3-4.上吊り引き戸(吊り戸)|掃除が楽でバリアフリー

「上吊り引き戸(吊り戸)」は、戸を上部のレールで支えて開閉するタイプの引き戸です。
段差ができず床面がフラットになるので、レールにゴミやホコリが溜まる心配がなく、段差による転倒の心配もありません。

掃除のしやすさや安全性の面から小さなお子さんがいる家庭や、バリアフリーリフォームで多く採用されています。
ただし、2章「2-4.壁の補強工事の必要性」でも説明したように、戸の重量を支えるために壁や天井に補強が必要になる可能性があります。

4.工期と費用を左右する、引き戸リフォームの2つの「工法」

引き戸リフォームには、「アウトセット工法」と「壁解体工法」の2つの工法があります。
どちらを選ぶかによって、費用や工期、仕上がりの見た目が大きく変わるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。

4-1.壁を壊さない:アウトセット工法

アウトセット工法はレールを壁の外側に設置するため、壁を解体することなく引き戸へ交換できる施工方法です。工期も半日〜1日程度で完了します。
ただし、壁面に戸をスライドさせるためのスペースが必要になるので、スイッチやコンセントなどに影響すると、電気工事を行わなくてはなりません。

また、レールを取り付ける際に壁紙の下地に強度が足りない場合には、レールを固定するための補強工事が必要です。
費用ははつり工法よりも抑えやすくはなりますが、追加工事が発生しやすいので、見積もり内容をよく比較したほうがよいでしょう。

4-2.枠ごと交換:はつり工法(壁解体工法)

「はつり工法(壁解体工法)」は、既存のドア枠や壁の一部を解体し、新しい枠と引き戸を設置する施工方法です。
壁を一部解体する工事になるため、開口サイズの変更や、戸を壁の中に収納する「引き込み戸」への交換も可能です。

ただし、はつり工法では壁の解体や補修が必要になるため、カバー工法より工期が長く、費用も高くなるケースがほとんど。工期は2日〜4日ほどかかります。
壁の構造によっては、電気配線の移設や壁の補強などの付帯工事も必要になるため、現地調査を行ってから予算を考えたほうがよいでしょう。

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