5.和室の「襖(ふすま)」を引き戸にリフォームする方法
和室の襖(ふすま)はもともと引き戸の一種ですが、経年劣化によって開閉しにくくなったときや、デザインへと一新したいときにはリフォームを検討しましょう。
工法別の費用目安は以下のとおりです。
| 工法 | 費用目安 |
|---|---|
| カバー工法 | 3万~10万円 |
| はつり工法 | 12万~15万円 |
| 洋風の壁紙を貼る | 1,000円~3,000円 |
※戸の枚数によって費用は変わります
襖は既存枠を再利用しやすいので、戸だけを交換するカバー工法を選ぶのが一般的です。選ぶ戸の種類によっては、5万円以下でリフォームできます。
「デザインを一新したい」「劣化が目立つ」などで枠のデザインや建付け調整まで行いたい場合に、はつり工法を検討するとよいでしょう。
とにかく費用を抑えたいときには、襖の上から洋風の壁紙を貼る方法もあります。費用は数千円程度で、DIYも可能です。
6.引き戸のリフォーム費用を賢く抑える3つのコツ
引き戸のリフォーム費用は、工法や建具の種類、さらには依頼先によって大きな差が出ます。とはいえ、安さだけを売りにする業者に依頼して、後悔するのも防ぎたいもの。
ここでは、費用を抑えつつ、満足度が高いリフォームにするための3つのコツを押さえておきましょう。
6-1.既製品・標準グレードから選ぶ
費用を抑えたいときにもっとも効果的なのが、「建具(戸)本体の価格を調整する」ことです。シンプルなデザインと機能の既製品や標準グレードを選びましょう。
メーカーがあらかじめサイズや仕様を規格化して量産している既製品なら、オーダー品に比べて大きく費用を抑えられます。
ガラス面積が大きいデザインや天井高さのハイドア、無垢材などは費用が高くなる傾向があるので、費用を優先するなら「シンプルさ」を意識しましょう。
6-2.地元の工務店に依頼する

引き戸リフォームの費用を抑えるためには、依頼先の選び方も重要なポイントです。
一般的に、大手リフォーム会社は広告費や管理費などが工事費に含まれるため、施工内容によっては費用が高くなる可能性があります。
そのため、費用を抑えつつも満足度が高いリフォームを実現したいなら、リフォームにも対応している地元工務店に相談するのがおすすめです。
自社施工または少人数体制で対応するケースが多く、中間マージンや管理費が少ないため、大手より費用を抑えられる傾向があります。
現地調査や施工後のアフター対応も速い会社が多いので、建具の調整や不具合などを気軽に相談しやすい点も魅力のひとつです。
6-3.相見積もりをとる
納得できる内容と適切な費用で工事を行うためには、相見積もりが重要です。2~3社程度に見積もり依頼をして、価格と提案内容を比較しましょう。
同じように引き戸のリフォームを依頼しても、会社ごとに提案内容も費用もさまざまです。
たとえば、A社では片引き戸がよいと提案されても、B社では上吊り戸がよいといわれることも。提案内容が異なれば、費用も変わります。
見積書は工事費用の総額だけでなく、建具本体の価格、工事費、付帯工事費などの内訳も必ず確認してください。
また、施工後の保証やアフターサポートの内容、見積もり内容を説明するときの丁寧さなども、安心して依頼できる業者を選ぶうえで重要なポイントです。

