
近年、チャレンジする人が増えている「株式投資」。しかし、不穏な社会情勢の中、株価の暴落が恐ろしくて…という人も少なくないと思います。また、銘柄が多すぎて選びきれないという人もいるでしょう。本記事では、株式投資の経験が豊富な経済評論家の塚崎公義氏が、そんな初心者の方々に向けた商品の買い方・選び方を解説します。
大儲けは狙えないが、大損のリスクを大幅に減らせる方法がある
株式投資を考えている人にとって、「株価暴落のリスク」「銘柄選択の困難」は結構なブレーキとなっているかもしれません。それに対する筆者のアドバイスは「数多くの銘柄の株式を少しずつ買う」ことです。
いろいろな株式を少しずつ持っていれば、値上がりする株も値下がりする株もあるでしょうから、大儲けは狙えなくても、大損のリスクは大幅に減るでしょう。
時間的な分散も重要です。毎月少しずつ投資をしていけば、高い時も安い時も買うことになりますから、大儲けは狙えなくても、大損のリスクは大幅に減るでしょう。
実際には、株そのものを買うのではなく、投資信託というものを毎月一定額ずつ購入する「積立投資」が便利で安心です。
投資信託なら銘柄分散もカンタン!
株式投資には最低取引単位というものがあるので、「100銘柄の株を100円分ずつ買う」ということはできないのですが、投資信託であれば、それと似たような結果を享受することが可能です。
投資信託というのは、プロが投資家たちから資金を集めて、いろいろな株を買って持っていて、値上がりしても値下がりしてもそのまま(手数料を差し引いて)投資家に返す、という仕組みです。したがって、投資信託を買うことで、数多くの銘柄の株を少しずつ買うのと似たような結果が得られるわけです。
投資信託には、プロが買う銘柄を慎重に選ぶもの(アクティブ投信と呼びます)と、「日経平均株価の計算に使われる225銘柄をすべて1,000株ずつ買う」といったもの(パッシブ投信と呼びます)があります。慣れてきて、自分の資金を預けたいと思えるようなプロが見つかればその人が運用するアクティブ投信を買えばよいでしょうが、それまではパッシブ投信のほうがよいでしょう。パッシブのほうが手数料が安いですから。
