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「8,000万円の庭付き戸建て」購入も夫が急逝…30代妻を襲った悲劇。〈残債7,265万円〉の住宅ローンを背負った家族の結末【FPが「住宅ローン」の保険を解説】

「8,000万円の庭付き戸建て」購入も夫が急逝…30代妻を襲った悲劇。〈残債7,265万円〉の住宅ローンを背負った家族の結末【FPが「住宅ローン」の保険を解説】

「物価上昇」のおかげで残債は完済

偶数月の15日に受け取る遺族年金を、毎月6日の返済に充てるのも、やりくりに工夫が必要です。加えて「今度は私に何かあったら」と、生命保険や医療保険の加入も検討しなければなりません。

泣いている暇もなく、悩ましい日々が続きます。

転機となったのは物価上昇です。中古ではあるものの、23区内の庭付きの戸建て住宅ということで、1億円で売却することができました。忙しくても建物の細かな修繕や庭の手入れを怠らず、「中古とは思えない」ほどのきれいな物件だったのです。残債を相殺できたのはいうまでもありません。

その後、B子さんは駅近のマンションを借りました。死別したシングルマザーということで、仲介業者や大家が親身になってくれたのです。

「お庭がないのは寂しいですが、天国から夫も見守ってくれています」と穏やかな表情で語りました。

「フラット35」は強制加入ではない

フラット35は団信(機構団信)への加入は任意です。そのため「健康の問題で銀行の住宅ローンを組めない人がフラット35を選ぶ(団信加入はなし)」「機構団信に加入せず、FPに勧められるまま生命保険を契約した」という類の話を聞くことがあります。

仮に機構団信に加入しても、2017年9月までは毎月の住宅ローンの返済とは別途に、毎年1回、特約料(保険料)を払わなければなりませんでした。

そのため、Aさんのように「返済は続くが、団信が切れていた」という方の、遺族からの相談を受けたことがあります。

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