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600坪の土地評価が2億円→1億円に…相続税を左右する〈評価の考え方〉と60代男性が安堵したワケ【相続の専門家が解説】

600坪の土地評価が2億円→1億円に…相続税を左右する〈評価の考え方〉と60代男性が安堵したワケ【相続の専門家が解説】

路線価で計算すると評価は「約2億円」

相続税における土地の評価は、一般的に路線価方式で算出されます。この土地についても、前面道路の路線価を基準に計算したところ、評価額は約2億円という結果になりました。

しかし、この評価はあくまで「600坪の宅地」として一律に算出されたものです。土地の形状や利用状況を十分に反映しているとは言えません。

実際には、

・傾斜地が多い
・奥は雑木林のような状態になっている
・宅地として利用しにくい部分がある

といった事情があります。

つまり、「実際の利用価値」と「税法上の評価」にズレが生じている可能性があるということです。

評価を大きく下げた「地積規模の大きな宅地」

そこで検討したのが、「地積規模の大きな宅地」という評価方法です。これは、一定の条件を満たす広い土地について、評価額を減額できる制度です。簡単に言えば、「広すぎる土地はそのままでは使いにくい」という考え方に基づいています。

たとえば、

・一度に購入できる人が限られる
・分割や開発に手間やコストがかかる
・利用効率が低い

といった理由から、一般的な宅地よりも価値が低く見積もられるのです。

Fさんの土地についても、この制度の適用を検討しました。その結果、土地の評価額は約2億円から約1億円へと、大きく引き下げられる可能性が見えてきました。つまり、土地だけで約1億円の評価減が見込めるということです。

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