評価は専門家によって大きく変わる
ここで重要なのは、土地評価は「誰が計算するか」によって結果が大きく変わるという点です。
実際には、
・土地の形状
・接道状況
・利用状況
・傾斜
・奥行き
・周辺環境
など、さまざまな要素を総合的に判断する必要があります。そのため本来は、相続が発生してから専門家に依頼するケースが一般的ですが、今回は生前の段階で税理士に正式な評価を依頼しました。
相続が発生してから慌てて評価するのではなく、生前のうちに正確な評価額を把握しておくことが非常に重要です。なぜなら、評価額が明確になれば、
・本当に節税対策が必要なのか
・どの程度の対策が必要なのか
・どの方法が最も効果的なのか
を具体的に判断できるからです。
相続対策は、「正確な数字」が出て初めて設計できるものなのです。
土地評価は相続対策の出発点
今回の土地評価の見直しによって、相続税の計算は大きく変わりました。
そしてここから、
・贈与
・資産の組み替え
・土地活用
・納税資金対策
といった、本格的な相続設計が始まっていきます。
相続対策というと、すぐに節税方法を探そうとする方が多いものです。しかし、本当のスタートはそこではありません。
出発点となるのは、「財産を正確に評価すること」です。
【今回の重要ポイント】・広い土地は評価が下がる可能性がある
・「地積規模の大きな宅地」で評価減できる場合がある
・ 土地評価は専門家によって大きく変わる
・相続対策は「正確な評価」から始まる
曽根 惠子
公認不動産コンサルティングマスター
相続対策専門士
相続実務士®
株式会社夢相続 代表取締役
「相続対策専門士」は問題解決の窓口となり、弁護士、税理士の業務につなげていく役割であり、業法に抵触する職務を担当することはありません。
