金融資産と孫への送金
孫への学費や生活費の送金は、原則非課税で行うことができます。ただし、口座に貯め込むだけではなく、実際に生活費や家賃に使われていることを契約書や引き落とし履歴で証明することが必要です。今後は、父親から孫へ直接送金する形が最も安全です。むしろ学費などを直接振り込む形が望ましいのですが、目的を明確にした送金を行うことで、後々のトラブルを防ぎ、孫の生活を支える確実な方法となります。
家族間の調整と納得感
兄には体調不安や金銭管理能力への懸念がありました。このような場合、まとめて一括で財産を渡すよりも、段階的に分配したり、管理型で承継したりするほうが現実的です。相続は「公平」にすることだけが目的ではなく、家族全員が納得できる形に設計することが重要です。この納得感が、将来の争いを未然に防ぐ最大のポイントになります。
