「情」や「家族だから」は通用しない。相続トラブルの経験者として、同じように悩む友人に伝えていること
もし、今の自分であればどう行動するか。男性は「もしもの時のために」と、父親の生前から家族会議を開き、財産の管理状況を全員で共有するよう促すだろうと、考えを明かします。
「父が認知症になる前に、成年後見制度や家族信託の話を持ち出します」と男性。さらに「相続が発生した瞬間に、迷わず弁護士に相談し、遺留分侵害額請求の手続きを時効前に開始します」と続けます。

当時は姉への情や遠慮を感じていた男性。ただ現在は、あのとき自分の妻との老後を守ることを優先しておけばよかった……との後悔を抱えているようです。
姉との相続トラブルを経て「お金の問題に『情』や『家族だから』は通用しない」ことを身をもって学んだ男性。「特に配偶者と自分の老後資金は、自分たちで守るしかない」と続けます。
夫婦でお金の話をこまめにし、頼れる専門家の存在を知っておくことが何よりの備えになる。そう実感した男性は今、自分と同じように相続トラブルで悩む友人に対しては「早めに動いて」とアドバイスを送っています。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年4月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
