◆あおった車から大柄男性現る
そんな細川さんが、学校近くの大通りを走っていると、前方の路地から軽自動車がいきなり出てきて、そのまま細川さんのカマロの前をノロノロ走ったそうです。「いきなり飛び出してきたので追突する寸前でした。イラッとしたせいか、気づいたら車間距離を詰めたり、ヘッドライトをアッパーにしたりしていました。そしたら、軽自動車がいきなり急停車したんです」
急停車した軽自動車の運転席から、信じられないくらい大きな男性がゆっくりと降りてきたそうです。

◆絶体絶命を救った子供の一言
細川さんのカマロに向かって、険しい表情でゆっくり向かってくる高身長の男性。細川さんは、最悪の事態に備え、ドアをロックし、いつでも警察に連絡ができるようにスマホを握りしめたといいます。高身長の男性は、右の拳を固く握りしめ今にも殴りかかりそうな勢いでどんどん近づいてきました。その時、軽自動車の方から「パパー!そのカマロ、細川先生!僕の担任の先生だよ」と子供の叫ぶような声がしたといいます。それを聞いた高身長の男性は、目を大きく見開き、何もせずに軽自動車に戻って行ったそうです。
「もうダメかと思いました。引き摺り下ろされて胸ぐら掴まれてボコボコにやられると覚悟していました。実は、前の軽自動車に乗っていたのは、私のクラスの生徒だったのです。私のカマロに気づいてくれて、それで父親を制止してくれました……。情けない限りです」
今回のことがきっかけとなり、細川さんは長年のアメ車ライフに終止符を打ち、軽自動車へ乗り換えたそうです。

