
NISA貧乏なるバズワード誕生。投資をしてお金は増えているのに貧乏?
2026年3月、ネット上に新しいバズワードが誕生しました。その名も「NISA貧乏」です。一部雑誌が用いた見出しを、国会の質疑に採り上げたことから一気に広がりました。
NISAといえば運用収益を非課税で得られる投資口座のことです。この数年は株式市場がおおむね上昇基調ですから、NISAで投資をしている人は大きく利益が出ているにも関わらず、なぜNISA貧乏なのでしょうか。
いくつかの記事をみると、将来の漠然とした不安から、限界まで節約生活を送り、貯めたお金をとにかくNISAに入金している人がいるようです。例えば、NISAには何百万円もありながら、1食数百円で過ごしているような人をNISA貧乏と呼ぶようです。
(記事によって定義は曖昧であるため、本記事ではNISA貧乏をこのように定義します)
資産形成をする人は、そうでない人より100倍以上偉い!と思っていい

NISA貧乏という言葉は、NISAを頑張って活用している若い人達をちょっとバカにしているようなニュアンスがあります。
しかし、NISAで資産形成をしている人は、そうでない人よりも何倍も、いや何十倍も偉いと思っていいでしょう。なにせ、毎月の収入の範囲で日々の生活をやりくりし、それどころかNISAのために積み立てる投資原資を確保できるほど、節約を頑張っています。これは偉いことです。
また、資産を持っている、ということは借金を抱えていないということです。クレジットカードのリボ払いやキャッシング等の残高がある場合、過去の出費の利息を払うことになりますが、そうした心配はありません。極めて健全な状態です。
また、その前提として、毎日の仕事をしっかりがんばっていることも偉いことです。
NISA貧乏と言われても、資産形成を頑張っている若い人達は「自分たちは間違っているのか……」と落ち込むことはありません。
